パウル・ヨハン・アンゼルム・フォイエルバッハ /著, 福井厚 /訳   -- 日本評論社 -- 2019.3 -- 20cm -- 238p

資料詳細

タイトル 陪審制度論
著者名等 パウル・ヨハン・アンゼルム・フォイエルバッハ /著, 福井厚 /訳  
出版 日本評論社 2019.3
大きさ等 20cm 238p
分類 327.67
件名 陪審制度
注記 原タイトル:Betrachtungen uber das Geschwornen=Gericht
著者紹介 【パウル・ヨハン・アンゼルム・フォイエルバッハ】1775年生れ。心理強制説に基づいて刑法学において罪刑法定主義を確立したことで有名である。1813年10月1日に施行されたバイエルン刑法典の草案の起草者でもある。1833年没。著作の代表的なものとして、刑法の分野では、『実定刑法の原則および基本概念の省察』1~2巻(1799~1800年)、『ドイツ刑法教科書』第1版(1801年)、刑事訴訟法の分野では、陪審制度論のほか、2巻の大著がある。彼の四男が唯物論の哲学者として有名なルートヴィッヒ・フォイエルバッハである。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 フォイエルバッハは、陪審制は共和国において憲法の一部分であり、国民全体の政治的自由と個人の人格的自由の維持手段であると言う。裁判員制度施行10年、フォイエルバッハとともに国民参加の意義を問い直す。
要旨 フォイエルバッハの陪審制度論(中略)の特徴は、陪審制の「二重の性質」を踏まえて、「政治的観点と純粋に刑事法上の観点とを区別する」というその独創的な方法論にある。(中略)トクヴィルの『アメリカのデモクラシー』第1巻(1835年)に先立つことすでに20年以上も前に、フォイエルバッハが「政治的観点と純粋に刑事法上の観点とを区別する」という方法論に基づいて、陪審制の斬新な分析を原著で成し遂げていたのである(本書「解題」より)。
目次 第1章 陪審裁判所の概念および本質について;第2章 政治制度、国家体制の一部分として考察された陪審制;第3章 身分の平等性または同輩性について;第4章 純粋に刑法上の制度として考察された陪審制;第5章 事実問題の性質、弁護および裁判長の影響について;第6章 事実問題の分割と陪審制の欠陥を治癒するその他の方法について;解題 フォイエルバッハの陪審制度論(福井厚)
ISBN(13)、ISBN 978-4-535-52409-5   4-535-52409-2
書誌番号 1113675027
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113675027

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