銃後美談と動員のフォークロア --
重信幸彦 /著   -- 青弓社 -- 2019.3 -- 21cm -- 406p

資料詳細

タイトル みんなで戦争
副書名 銃後美談と動員のフォークロア
著者名等 重信幸彦 /著  
出版 青弓社 2019.3
大きさ等 21cm 406p
分類 210.74
件名 日中戦争(1937~1945) , 国家総動員
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1959年、東京都生まれ。専攻は民俗学、口承文芸学、近代都市生活文化研究。慶應義塾大学文学部卒業、筑波大学大学院博士課程歴史人類学研究科単位取得退学。著書に『〈お話〉と家庭の近代』(久山社)、『タクシー/モダン東京民俗誌』(日本エディタースクール出版部)、共著に『市民の日本語へ――対話のためのコミュニケーションモデルを作る』(ひつじ書房)、『タクシードライバーの言い分――運転席からの人権宣言』(JICC出版局)、共編著に『民俗表象の現在――博物館型研究統合の視座から』(岩田書院)、『たったひとりのメディアが走った――「タクシージャーナル」三十三年の奮闘記』(現代書館)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
要旨 満洲事変から日中戦争へと続く戦時下の日常=銃後は、プロパガンダを意図した「愛国の物語」にあふれていた。銃後美談にこびりつく戦意高揚や動員の言葉を慎重にはぎ取り、戦時下に漂う「空気」を析出して、総力戦下の矛盾や善意という暴力を浮き彫りにする。
目次 美談の読み方―からみつくつながりと銃後;第1部 銃後美談とは何か(銃後美談集を編む;銃後美談と活字メディア;増殖する銃後美談);第2部 銃後美談が動員する社会(応召する男たちをめぐって;納豆を売る子どもたち;妻そして母たちの銃後;モダンガールと少女たちの銃後;もう一つの銃後);動員と「弱さ」をめぐって
ISBN(13)、ISBN 978-4-7872-2082-0   4-7872-2082-9
書誌番号 1113678700
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113678700

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