二松学舎大学学術叢書 --
小山聡子 /編, 松本健太郎 /編   -- 思文閣出版 -- 2019.2 -- 20cm -- 313,13p

資料詳細

タイトル 幽霊の歴史文化学
シリーズ名 二松学舎大学学術叢書
著者名等 小山聡子 /編, 松本健太郎 /編  
出版 思文閣出版 2019.2
大きさ等 20cm 313,13p
分類 388.1
件名 幽霊-日本-歴史 , 死生観-日本-歴史 , 幽霊-芸術上
注記 索引あり
著者紹介 【小山聡子】1976年生.筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科修了,博士(学術).二松学舎大学文学部教授.『親鸞の信仰と呪術』(吉川弘文館,2013年)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:幽霊の歴史文化学への招待 小山聡子著. 生と死の間 山田雄司著. 幽霊ではなかった幽霊 小山聡子著. 死霊表象の胚胎 松井健人著. 化物振舞 近藤瑞木著. 『新釈四谷怪談』のお岩が映しだすもの 鈴木潤著. 祟りきれない老婆と猫 山口直孝著. 幽霊とゾンビ、この相反するもの 岡本健著. 予見者・反逆者・哲学者 足立元著. 上から出る幽霊 山本陽子著. 立ち現れる神霊 小林奈央子著. 大都市江戸の怪異譚 内田忠賢著. デジタル時代の幽霊表象 松本健太郎著. 現代社会の幽霊的読解 遠藤英樹著
要旨 本来、目に見えないはずの幽霊―しかしこれまで日本人は、それを文学作品や映像コンテンツによって描いてきた。「幽霊」という言葉の意味は時代によって変遷し、それはときに現代人の多くが想像するものと大きく異なる。人びとは幽霊をどう感知し、それを表象するためにいかなる工夫をしてきたのか、幽霊になにを求めたのか。歴史学、メディア学、文学、美術史学、宗教学、社会学、民俗学等さまざまな研究分野から日本人の精神世界の一端に迫る。
目次 幽霊の歴史文化学への招待;第1部 幽霊の存在論―それはどう生起するのか(生と死の間―霊魂の観点から;幽霊ではなかった幽霊―古代・中世における実像;死霊表象の胚胎―記紀・万葉集を中心に);第2部 幽霊の表現論―それはどう描かれるのか(化物振舞―松平南海侯の化物道楽;『新釈四谷怪談』のお岩が映しだすもの―占領期の日本映画検閲と田中絹代のスターイメージをめぐって;祟りきれない老婆と猫―中川信夫『亡霊怪猫屋敷』のモダニティ ほか);第3部 幽霊の空間論―それはどこに出没するのか(上から出る幽霊―地上七・八尺の異界;立ち現れる神霊―御嶽講の御座儀礼;大都市江戸の怪異譚―『耳袋』と『反古のうらがき』から ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7842-1964-3   4-7842-1964-1
書誌番号 1113680159

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