八重葎 --
笠間書院 -- 2019.3 -- 22cm -- 498p

資料詳細

タイトル 中世王朝物語全集 13
各巻タイトル 八重葎
出版 笠間書院 2019.3
大きさ等 22cm 498p
分類 913.41
件名 物語文学
注記 付:栞 第14号(4p 19cm)
注記 文献あり
要旨 嵐山からの紅葉狩の帰り、中納言は、琴の音に誘われ、女君と出会い、親しむようになる。しかし、母君の重篤がもとで通いのとだえる間に、女君を俟っていた運命はどのようなものだったか。その巧みな展開を、典雅な文体で味わい深くものがたる。現存五本の翻刻一覧をも付し、伝本・表記の歴史のドラマを明らかにして、物語研究に新たな地平を開く(『八重葎』)。「八重葎」とは同名だが内容を異にする作品。須磨明石の流謫から帰京した光源氏をめぐるもうひとつの隠された物語。蓬、葎の生い茂る女君の邸を訪れたのは、待ちかねた源氏の君と思いきや、はたしてその顛末は。『源氏物語』「蓬生」巻前後の年立に矛盾なく嵌まり込むように、巧みに語られた世界。現存する唯一の本の伝来解明とともに、このような物語が創出される現場に迫る解題を付す(『別本八重葎』)。
目次 八重葎;別本八重葎
ISBN(13)、ISBN 978-4-305-40093-2   4-305-40093-6
書誌番号 1113683353
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113683353

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