法の支配と民主主義は「自由」に何をもたらすか --
中村隆文 /〔著〕   -- みすず書房 -- 2019.4 -- 20cm -- 257,8p

資料詳細

タイトル リベラリズムの系譜学
副書名 法の支配と民主主義は「自由」に何をもたらすか
著者名等 中村隆文 /〔著〕  
出版 みすず書房 2019.4
大きさ等 20cm 257,8p
分類 309.1
件名 自由主義-歴史 , 法の支配 , 民主主義
注記 文献あり
著者紹介 1974年生まれ。千葉大学大学院社会文化科学研究科博士課程修了。2019年4月より神奈川大学外国語学部准教授。博士(文学)。著書『不合理性の哲学――利己的なわれわれはなぜ協調できるのか』(みすず書房、2015)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 これからの「自由」を考えるためのリベラリズム入門。「法の支配」という制御系システム、そして「民主主義」という駆動系システムという2つの柱に焦点をあて、これまでのリベラリズムがどのような社会システムの中で成り立ってきたのかを検討する。
要旨 二千年以上にわたりつづけてきた「リベラリズム」という運動を、私たちは後世に託しつづけられるのか?哲学者たちの議論から、これからの「自由」を考えよう。
目次 第1章 法の支配(「法の支配」の必要性;自然法の歴史;自然権と統治の正当性―ホッブズの『リヴァイアサン』;権力分立と議会政治―ロックの『統治二論』;法的保護と寛容さ―ロック、ヴォルテール、モンテスキュー);第2章 民主主義とリベラリズム(社会を担う「自由な個人」―ルソーの社会契約論;自由な個人と「なる」ために―ヘーゲルによるルソー批判;多数派の専制がない民主主義の可能性―J・S・ミルの社会理論;二つの自由主義―バーリンの思想;リベラリズムと公共性);第3章 正義・善・幸福(ロールズの政治的リベラリズム;ロールズへの批判―リベラリズムのその後;政治哲学としてのコミュニタリアニズム;ノージックのリバタリアニズム);第4章 「自由」と「合理性」の限界とその先へ(潜在可能性―センのケイパビリティアプローチ;熟議の難しさ―理性の限界;よりよい自由へと誘導してあげる―リバタリアン・パターナリズム;リベラリズムと合理主義―法の「理」と、政治の「意」)
ISBN(13)、ISBN 978-4-622-08792-2   4-622-08792-8
書誌番号 1113683524
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113683524

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山内 公開 Map 309 一般書 利用可 - 2064634260 iLisvirtual