エクス・リブリス --
デニス・ジョンソン /著, 藤井光 /訳   -- 白水社 -- 2019.5 -- 20cm -- 235p

資料詳細

タイトル 海の乙女の惜しみなさ
シリーズ名 エクス・リブリス
著者名等 デニス・ジョンソン /著, 藤井光 /訳  
出版 白水社 2019.5
大きさ等 20cm 235p
分類 933.7
注記 原タイトル:THE LARGESSE OF THE SEA MAIDEN
著者紹介 【デニス・ジョンソン】1949年、旧西ドイツ、ミュンヘン生まれ。1983年、長篇小説Angelsでデビュー。2007年、ベトナム戦争を描いた長篇小説『煙の樹』(白水社)で全米図書賞を受賞、ニューヨーク・タイムズ年間最優秀図書にも選出された。2017年、肝臓癌のため67歳で死去。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:海の乙女の惜しみなさ. アイダホのスターライト. 首絞めボブ. 墓に対する勝利. ドッペルゲンガー、ポルターガイスト
内容紹介 2017年に没した著者が死の直前に脱稿した、26年ぶりの短篇集。『ジーザス・サン』の流れを汲みつつ、どん底から救済を夢見る人々の姿を通して、アメリカ的精神のゆくえを冷徹に見つめる5篇を収録する。
要旨 広告代理店に長年勤務した初老の男ビル・ウィットマン。彼の人生の瞬間の数々を自虐的ユーモアを交えて語る断章形式の物語。(「海の乙女の惜しみなさ」)。もとはモーテルだったアルコール依存症治療センター“スターライト”。そこに入所中のマーク・キャサンドラが、ありとあらゆる知り合いに宛てて書いた(または脳内で書いた)一連の手紙という体裁の短篇。(「アイダホのスターライト」)。1967年、ささいな罪で刑務所に収監されることになった語り手。そこで無秩序の寸前で保たれる監房の秩序を目の当たりにし、それぞれの受刑者が語る虚構すれすれの体験談を聞く。(「首絞めボブ」)。かつてテキサス大学で創作を教えていた語り手は、あるとき学生たちを連れて老作家ダーシー・ミラーの牧場を訪ねる。その後、作家仲間から彼の安否を気遣う連絡を受け、ふたたび訪問すると、そこには、すでに死んだはずの兄夫婦と暮らしていると錯覚するミラーの姿があった。(「墓に対する勝利」)。詩人である大学教師ケヴィンが、才能豊かな教え子マークのエルヴィス・プレスリーに対する強迫観念を振り返る。マークは、エルヴィスの生涯に関する陰謀説を証明しようとしていた。(「ドッペルゲンガー、ポルターガイスト」)。
ISBN(13)、ISBN 978-4-560-09058-9   4-560-09058-0
書誌番号 1113687687
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113687687

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