三十一文字と神仏のお告げ、そのルーツが鮮明に -- コレクション日本歌人選 --
平野多恵 /著   -- 笠間書院 -- 2019.4 -- 19cm -- 115p

資料詳細

タイトル おみくじの歌
副書名 三十一文字と神仏のお告げ、そのルーツが鮮明に
シリーズ名 コレクション日本歌人選
著者名等 平野多恵 /著  
出版 笠間書院 2019.4
大きさ等 19cm 115p
分類 911.102
件名 歌人 , 和歌-歌論・歌話 ,
注記 欧文タイトル:Collected Works of Japanese Poets
注記 文献あり 年表あり
著者紹介 1973年富山県生まれ。お茶の水女子大学文教育学部卒業。東京大学大学院博士課程単位取得退学。博士(文学)。十文字学園女子大学短期大学部准教授を経て、現在、成蹊大学文学部教授。主な著書『明恵 和歌と仏教の相克』(笠間書院、2011)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 日本の代表的歌人の秀歌を堪能できるアンソロジーシリーズ。第4期第76巻は、明治時代から現代までのおみくじに載せられている和歌を中心に、各社寺の特徴やおみくじの歴史的な意義があらわれた五十首を掲載する。
要旨 各社寺の特徴やおみくじの歴史的な意義があらわれた五十首を収録。明治時代から現代までのおみくじに載せられている和歌を中心に、その歌のルーツとなる神のお告げの歌や和歌占いにもちいられた歌も取り上げた。おみくじの和歌の特徴をとらえるため、歌の意味や背景に加え、各おみくじや社寺の特徴、お告げとしての歌の解釈についても紹介する。おみくじの和歌を分類すると、自然を詠む歌(叙景歌)―感情を詠む歌(叙情歌)―教訓・訓戒を詠む歌(教訓歌)―神話に基づく歌(神話歌)―漢詩を翻訳した歌、の五つにわけられる。
目次 八雲立つ出雲八重垣つまごみに八重垣つくるその八重垣を―出典『古事記』『日本書紀』『古今和歌集』仮名序;いかばかり年は経ねども住の江の松ぞふたたび生ひかはりぬる(住吉大社・大阪);大ぞらのかすみをわけていづる哉さくらがうえのはるの夜の月(住吉楠〓(くん)神社・大阪);あめのしためぐむ草木のめもはるにかぎりもしらぬ御世の末々(上賀茂神社・京都);もの思ふに立ち舞ふべくもあらぬ身の袖うちふりし心知りきや(下鴨神社/相生社・京都);なつかしき色ともなしに何にこの末摘花を袖に触れけむ(三室戸寺・京都);めぐりあひて見しやそれともわかぬまに雲がくれにしよはの月かな(石山寺・滋賀);思ふこと身にあまるまでなる滝のしばしよどむを何うらむらむ(熊野那智大社・和歌山);千早ぶる熊野の宮のなぎの葉を変わらぬ千代のためしにぞ折る(熊野速玉大社・和歌山);由良のとを渡る舟人かぢを絶えゆくへも知らぬ恋の道かな(近江神宮・滋賀)〔ほか〕
ISBN(13)、ISBN 978-4-305-70916-5   4-305-70916-3
書誌番号 1113688080

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 911.1 一般書 利用可 - 2064712244 iLisvirtual
公開 Map 911.1 一般書 利用可 - 2064712252 iLisvirtual