国民国家と文化装置としての古典 -- 新装版 --
品田悦一 /著   -- 新曜社 -- 2019.5 -- 19cm -- 356p

資料詳細

タイトル 万葉集の発明
副書名 国民国家と文化装置としての古典
版情報 新装版
著者名等 品田悦一 /著  
出版 新曜社 2019.5
大きさ等 19cm 356p
分類 911.12
件名 万葉集
注記 索引あり
著者紹介 1959年群馬県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程(国語国文学)単位取得修了。上代日本文学専攻。現在、東京大学教授(大学院総合文化研究科)。主要著書:『斎藤茂吉――あかあかと一本の道とほりたり』(ミネルヴァ日本評伝選、2010年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 “天皇から庶民まで”が参加し、“日本民族の原郷”といわれる『万葉集』。しかしこの歌集が「古典」となったのは、国民国家の成立を補強するためであった。新元号で脚光をあびる『万葉集』について画期的事実を解明する。
要旨 『万葉集』はいかにして「国書」の王座についたか?“天皇から庶民まで”が参加し、“日本民族の原郷”といわれる『万葉集』。しかしこの歌集が「古典」となったのは、国民国家の成立を補強するためであった。新元号で脚光をあびる「万葉集」について画期的事実を解明した書。緊急重版。
目次 第1章 天皇から庶民まで―『万葉集』の国民歌集化をめぐる問題系(国民歌集の構造;子規の再発見という通念;金属活字版『万葉集』の出現;一八九〇年という画期;国民の全一性の表象);第2章 千年と百年―和歌の詩歌化と国民化(国民歌集の前史;『新体詩抄』と和歌改良論;国文学と国民文学;子規のスタンス;国民歌集と国民教育);第3章 民族の原郷―国民歌集の刷新と普及(民謡の発明;万葉びとの創成;異端者伊藤左千夫;教育者の聖典―島木赤彦の万葉集1;伝統の発達―島木赤彦の万葉集2)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7885-1634-2   4-7885-1634-9
書誌番号 1113688503
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113688503

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