死刑・殺人・動物利用に向きあう哲学 -- 増補新装版 --
一ノ瀬正樹 /著   -- 東京大学出版会 -- 2019.5 -- 22cm -- 416,17p

資料詳細

タイトル 死の所有
副書名 死刑・殺人・動物利用に向きあう哲学
版情報 増補新装版
著者名等 一ノ瀬正樹 /著  
出版 東京大学出版会 2019.5
大きさ等 22cm 416,17p
分類 114.2
件名 生死
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1957年 茨城県に生まれる。1981年 東京大学文学部卒業。1988年 東京大学大学院人文科学研究科博士課程(哲学専攻)単位取得。博士(文学)。現在 東京大学名誉教授、オックスフォード大学名誉フェロウ、武蔵野大学教授。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:「涙の哲学」に向けて. 死刑不可能論. 「死ぬ権利」の欺瞞. 生命倫理と死ぬ主体. 殺人者の人格性. 殺された人の非存在性. 戦争という法外な殺戮. 動物たちの叫び. 死に基づく認識論. 死の害についての「対称性議論」
内容紹介 死刑、安楽死、脳死、殺人、戦争、動物利用…。「人格」「所有」といった近代的な概念が可能にしている“死をめぐる思考”を問い直し、社会制度や宗教文化をふまえた、私たちの死生観の深層を探る。新たに補章を増補する。
要旨 死の倫理的問題に潜む虚構とは?死刑、安楽死、脳死、殺人、戦争、動物利用―「人格」「所有」という近代的概念が可能にしている“死をめぐる思考”を問い直し、社会制度や宗教文化をふまえた、私たちの死生観の深層を探る。現代の課題に挑む哲学書。
目次 序章 「涙の哲学」に向けて―「死」の誕生;第1章 死刑不可能論―死刑存廃論に潜む倒錯;第2章 「死ぬ権利」の欺瞞―安楽死の陥穽;第3章 生命倫理と死ぬ主体―胎児、代理母、クローン、そして死にゆく人;第4章 殺人者の人格性―虚構なのか適応なのか;第5章 殺された人の非存在性―「害グラデーション説」の試み;第6章 戦争という法外な殺戮―戦争をめぐる事実と規範;第7章 動物たちの叫び―動物実験と肉食の彼方;終章 死に基づく認識論―生と死を貫く同一性;補章 死の害についての「対称性議論」―「害グラデーション説」から「因果連続モデル」へ
ISBN(13)、ISBN 978-4-13-010142-4   4-13-010142-0
書誌番号 1113689895
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113689895

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