批判理論の歴史と現在 -- 叢書・ウニベルシタス --
アクセル・ホネット /著, 出口剛司 /訳, 宮本真也 /訳, 日暮雅夫 /訳, 片上平二郎 /訳, 長澤麻子 /訳   -- 法政大学出版局 -- 2019.5 -- 20cm -- 311,5p

資料詳細

タイトル 理性の病理
副書名 批判理論の歴史と現在
シリーズ名 叢書・ウニベルシタス
著者名等 アクセル・ホネット /著, 出口剛司 /訳, 宮本真也 /訳, 日暮雅夫 /訳, 片上平二郎 /訳, 長澤麻子 /訳  
出版 法政大学出版局 2019.5
大きさ等 20cm 311,5p
分類 361.1
件名 批判理論
注記 原タイトル:PATHOLOGIEN DER VERNUNFT
注記 索引あり
著者紹介 【アクセル・ホネット】1949年ドイツに生まれる。1983年にベルリン自由大学で哲学の博士号を取得。ゲーテ大学フランクフルト・アム・マイン哲学・歴史学部教授、フランクフルト社会研究所所長。国際ヘーゲル学会会長などを歴任、現在はコロンビア大学人文学部哲学科教授。フランクフルト学派第三世代の代表的存在。主な著作に『権力の批判―批判的社会理論の新たな地平』(法政大学出版局)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:後戻りできない進歩 日暮雅夫訳. 理性の社会的病理 宮本真也訳. 系譜学的態度留保の下での再構成的社会批判 日暮雅夫訳. 資本主義的生活形式の観相学 宮本真也訳. 遂行される正義 片上平二郎訳. 神聖なるものの歴史哲学的救済 長澤麻子訳. 自由の獲得 出口剛司訳. 不安と政治 出口剛司訳. 民主主義と内面の自由 出口剛司訳. コミュニケーション的理性の不協和音 日暮雅夫訳. 認識手段としての奇想 出口剛司訳
内容紹介 人間の理性的能力の潜勢力が歪められていく。承認論の第一人者にして、フランクフルト学派を代表する哲学者が、カント、フロイト、ベンヤミン、アドルノなどを革新的に論じ、批判理論のアクチュアリティを提示する。
要旨 哲学と社会分析の結びつきが壊されていく脅威とともに、歴史的・社会的諸過程から独立して理性のさまざまな可能性を把握する機会も失われ、人間の理性的能力の潜勢力が歪められていく。承認論の第一人者にして、フランクフルト学派を代表する哲学者が、カント、フロイト、ベンヤミン、アドルノなどを革新的に論じ、批判理論のアクチュアリティを提示する。
目次 第1章 後戻りできない進歩―道徳と歴史との関係についてのカントの見解;第2章 理性の社会的病理―批判理論の知的遺産をめぐって;第3章 系譜学的態度留保の下での再構成的社会批判―フランクフルト学派における「批判」の理念;第4章 資本主義的生活形式の観相学―アドルノの社会理論の素描;第5章 遂行される正義―アドルノ『否定弁証法』の「序論」について;第6章 神聖なるものの歴史哲学的救済―ベンヤミンの「暴力批判」論;第7章 自由の獲得―個人の自己関係というフロイトの構想;第8章 不安と政治―フランツ・ノイマンによる病理診断の長所と短所;第9章 民主主義と内面の自由―アレクサンダー・ミッチャーリッヒの批判的社会理論への貢献;第10章 コミュニケーション的理性の不協和音―アルブレヒト・ヴェルマーと批判理論;補遺 認識手段としての奇想―規格化された知識人の時代における社会批判
ISBN(13)、ISBN 978-4-588-01093-4   4-588-01093-X
書誌番号 1113690780

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