近代病理学の哲学 --
田中祐理子 /著   -- 青土社 -- 2019.6 -- 19cm -- 318,6p

資料詳細

タイトル 病む、生きる、身体の歴史
副書名 近代病理学の哲学
著者名等 田中祐理子 /著  
出版 青土社 2019.6
大きさ等 19cm 318,6p
分類 491.6
件名 病理学-歴史
注記 索引あり
著者紹介 1973年埼玉県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。博士(学術)。現在、京都大学白眉センター特定准教授。専門は、哲学・科学史。著書に『科学と表象――「病原菌」の歴史』(名古屋大学出版会)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:血液循環論と心臓. 顕微鏡が変えた世界の見方. 一九〇〇年的臨床身体・試論. 一九世紀の果実、二〇世紀の種子. 誰もひとりではない、貧しいものはなおさら. 隠喩と科学の歴史. 疲れの病理学. 病いに別れを告げる. 〈科学〉と「信じられない事柄」. 自生するものについて. 臨界・生成・「われわれ」の知. 生きているものをとらえる難しさ
内容紹介 科学者たちは顕微鏡のなかの小さな生きものを、どのように病原菌としてとらえたのか。微生物の発見。ワインの味。臨床医学の誕生。エイズとその隠喩…。病いとその表象の向こう側にある、生きているわたしたちの歴史。
要旨 科学者たちは顕微鏡のなかの小さな生きものを、どのように病原菌としてとらえたのか。近代は病いについていかなる言葉で語ってきたか。微生物の発見。ワインの味。臨床医学の誕生。エイズとその隠喩。「らい」と戦後日本。疲弊と回復―。病いとその表象の向こう側にある、生きているわたしたちの歴史。
目次 1 身体を切る・開く(血液循環論と心臓―近代医学の身体;顕微鏡が変えた世界の見方―人体のうちとそと;一九〇〇年的臨床身体・試論;一九世紀の果実、二〇世紀の種子―パストゥールについて);2 病むことの意味・価値(誰もひとりではない、貧しいものはなおさら―フーコー『臨床医学の誕生』を読む;隠喩と科学の歴史―感染症と二〇世紀;疲れの病理学―P・ジャネにおける「病気」と「治療」;病いに別れを告げる―「らい」と日本社会の戦後);3 生をとらえる・もとめる(“科学”と「信じられない事柄」;自生するものについて―アメリカ、二〇世紀をめぐる試論;臨界・生成・「われわれ」の知―「微細な生」をめぐって;生きているものをとらえる難しさ)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7917-7168-4   4-7917-7168-0
書誌番号 1113692385

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