相模原殺傷事件と戦争・優生思想・精神医学 --
高岡健 /著   -- ヘウレーカ -- 2019.4 -- 20cm -- 213p

資料詳細

タイトル いかにして抹殺の〈思想〉は引き寄せられたか
副書名 相模原殺傷事件と戦争・優生思想・精神医学
著者名等 高岡健 /著  
出版 ヘウレーカ 2019.4
大きさ等 20cm 213p
分類 493.7
件名 精神医学 , 相模原障害者施設殺傷事件(2016) , 戦争 , 優生問題
著者紹介 1953年生まれ。精神科医。岐阜大学医学部卒。岐阜赤十字病院精神科部長、岐阜大学医学部精神病理学分野准教授などを経て、現在、岐阜県立希望が丘こども医療福祉センター。日本児童青年精神医学会理事。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:相模原事件が問いかけるもの. 〈思想〉の見取り図. いかにして植松聖は〈思想〉を引き寄せたか. 優生思想の精神医学. 戦争の精神医学. 国家意思・戦争・精神医学. 相模原殺傷事件の倫理学. 戦争と福祉国家の逆説
内容紹介 相模原殺傷事件の加害者、植松聖の“思想”に正面から向き合い、批判を展開。なぜ植松はその“思想”を引き寄せたのかを、第一次世界大戦から第二次世界大戦期の社会思想、優生思想、精神医学の歴史をたどりながら解明。事件の悲劇の本質に迫る。
要旨 相模原殺傷事件をめぐり数々の議論がなされ、論考が発表されてきたが、本書は、植松の主張を真正面から“思想”として捉え、分析しているという点で他に類をみない。具体的には、植松の主張である「大麻を“地球の奇跡”とよび、必要性を訴えていること」「文面上は、戦争に反対していること」「障害者の殺害を安楽死という言葉をもちいて宣言していること」の3点を手がかりに考察。第一次世界大戦前後から現在に至るまでの政治、社会、精神医学分野での研究を参照し、なぜ彼がそう主張するに至ったか、その構造を解明する。
目次 第1部 相模原殺傷事件の“思想”(相模原事件が問いかけるもの;“思想”の見取り図―大麻・戦争・障害者殺害;いかにして植松聖は“思想”を引き寄せたか);第2部 優生思想と戦争(優生思想の精神医学;戦争の精神医学;国家意思・戦争・精神医学―主に日本の場合);第3部 イデオロギーと精神医学(相模原殺傷事件の倫理学―社会・イデオロギー・精神病理学;戦争と福祉国家の逆説―相模原殺傷事件の影)
ISBN(13)、ISBN 978-4-909753-02-1   4-909753-02-8
書誌番号 1113692388
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113692388

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