動物の「知能」にかんする大いなる誤解 --
エマニュエル・プイドバ /著, 松永りえ /訳   -- 早川書房 -- 2019.5 -- 19cm -- 262p

資料詳細

タイトル 鳥頭なんて誰が言った?
副書名 動物の「知能」にかんする大いなる誤解
著者名等 エマニュエル・プイドバ /著, 松永りえ /訳  
出版 早川書房 2019.5
大きさ等 19cm 262p
分類 481.78
件名 知能(動物) , 動物行動学
注記 原タイトル:L’INTELLIGENCE ANIMALE
著者紹介 【エマニュエル・プイドバ】フランス国立科学研究センターの研究主任で、フランス国立自然史博物館に勤務。専攻は行動の進化で動物行動学、形質人類学、生物力学、機能形態学にまたがる学際的な研究を行う。本書はフランス高等教育・研究・イノベーション省主催「科学の醍醐味賞」科学書部門の2017年度最終候補となった。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 行動進化学の最前線からは、動物たちの知的行動が日々明らかにされている。タオルを使うツル、投げ縄を投げるクモ…。では知性とは実は何なのか?「鳥頭」「象は忘れない」などの俗説の嘘と真実を小気味よくあばく生きもの讃歌。
要旨 鳥はすぐにものを忘れる、知能の低い動物だとよく言われる。しかし、行動生物学研究によれば、この俗説はまちがっている。記憶力に限った話ではない。戦略的にサバ漁を行なうカンパチ、タオルを使うツル、投げ縄づかいのクモ…実に多様な「知恵」のありかたを見せつけられると、動物の知能についての私たちの常識は、いとも簡単に揺らいでしまう。気鋭のフランス人行動生物学者が自らのフィールドワークなどから得た豊富な実例をもって興味深く語るポピュラー・サイエンス。
目次 序章;第1章 知能はヒトだけにある特性?―ここだけの話;第2章 誰が一番なのか?―道具を前にしたときのヒト属の霊長類とヒト属でない霊長類;第3章 親指がない、手がない、骨格がない、大脳皮質がない!―空中と水中での道具;第4章 工学技術と職人仕事―操作能力と動物の建造能力;第5章 どうやってよいタイミングでよい場所にいるのか?―ナビゲーション能力と記憶力;第6章 伝えるのか伝えないのか?―新しいことを生み出す能力と社会的・文化的知能;第7章 協調性、利他主義、あるいは共感力?―心の知能;第8章 知能は一つなのか、複数あるのか?―定向進化(直進的な進化)から、系統樹的な進化まで;結論―動物の知能を証明しなければならないというあきれた考え
ISBN(13)、ISBN 978-4-15-209861-0   4-15-209861-9
書誌番号 1113692524
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113692524

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