台湾引揚者の悲哀 --
津田邦宏 /著   -- 高文研 -- 2019.6 -- 19cm -- 334p

資料詳細

タイトル 沖縄処分
副書名 台湾引揚者の悲哀
著者名等 津田邦宏 /著  
出版 高文研 2019.6
大きさ等 19cm 334p
分類 219.906
件名 沖縄問題 , 移民・植民(沖縄県)-台湾-歴史 , 引揚者
著者紹介 1946年東京生まれ。早稲田大学法学部卒業。72年、朝日新聞社入社。香港支局長、アジア総局長(バンコク)を務める。著書に『観光コースでない香港・マカオ』(高文研)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 「沖縄処分」の根源にあるものは何か。沖縄と台湾の交流を辿ると共に沖縄県民に犠牲を強いた台湾引揚げの実態を追い、人々の哀しみと「構造的沖縄差別」の根源に迫る。
要旨 1945年8月―日本の敗戦後、沖縄の領土化を目論んだ中国国民党・政府は台湾から引揚げる沖縄の人たちを「琉球人」とみなした。日本政府は異論を挟まず、明治時代の「琉球処分」によって「日本人・沖縄県人」に組み入れた人たちを再び琉球人として突き放した。この「沖縄処分」を読み解き、今日に続く「構造的沖縄差別」の根源に迫る。
目次 第1章 沖縄は植民地・台湾に近づいた;第2章 「戦地」台湾に疎開する;第3章 敗戦は台北の街を変えなかった;第4章 蒋介石は琉球の中国帰属を考えた;第5章 沖縄人は「琉球人」になった;第6章 沖縄本島の引揚げは遅れる;第7章 沖縄の戦後は「琉球」から始まった
ISBN(13)、ISBN 978-4-87498-682-0   4-87498-682-X
書誌番号 1113692784
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113692784

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