矢内原忠雄の植民論とアイヌ民族 --
佐久間孝正 /著   -- 勁草書房 -- 2019.5 -- 20cm -- 322,20p

資料詳細

タイトル 移民と国内植民の社会学
副書名 矢内原忠雄の植民論とアイヌ民族
著者名等 佐久間孝正 /著  
出版 勁草書房 2019.5
大きさ等 20cm 322,20p
分類 334.51
件名 移民・植民(日本)-歴史-1868~1945 , アイヌ
個人件名 矢内原 忠雄
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1943年生まれ。1970年 東北大学大学院教育学研究科教育学専攻博士課程中退。現在 東京通信大学教授。著書『外国人の子どもの不就学』(勁草書房、2006)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 大正から昭和初期において、移民・国内植民に関する理論はどのように展開されたのか。矢内原忠雄の植民論を中心に、新渡戸稲造、内村鑑三、吉野作造らの思想と関連づけて検討する。
要旨 近代日本における植民思想と、現代のアイヌ民族の問題を関連づけて問い直す。矢内原忠雄、新渡戸稲造らの植民論を社会学的視点から再検討するとともに、こんにちの日本でアイヌ民族が直面する問題にも迫る。併せて社会学者の高田保馬や新明正道の東亜論と矢内原満州論、植民論を比較し、その意義を問う。
目次 第1章 明治新政府と伊達藩―ナショナル・マイノリティとしてのアイヌ;第2章 新渡戸稲造の植民思想―北大植民学派の始祖;第3章 矢内原忠雄の植民論と社会学―行為論的社会認識;第4章 東亜論をめぐる矢内原と高田、新明―科学者の良心を守りぬいたもの;第5章 無教会伝道者としての矢内原忠雄―預言者としての使命;第6章 キリスト教と北海道開発論―神は「未開」を喜ばない;第7章 バチラー及びイザベラ・バードと偶像崇拝―ビクトリア時代の進化思想;第8章 文明化の使命と文明の使命への懐疑―ミルから福澤を経て矢内原へ;第9章 アイヌの末裔と現代―北の大地の地域学習室から
ISBN(13)、ISBN 978-4-326-65422-2   4-326-65422-8
書誌番号 1113693210
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113693210

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