床呂郁哉 /編, 河合香吏 /編   -- 京都大学学術出版会 -- 2019.6 -- 23cm -- 299p

資料詳細

タイトル ものの人類学 2
著者名等 床呂郁哉 /編, 河合香吏 /編  
出版 京都大学学術出版会 2019.6
大きさ等 23cm 299p
分類 389
件名 文化人類学 , 物質
注記 索引あり
著者紹介 【床呂郁哉】1965年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程中退。学術博士。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授。専攻:人類学。著書に『越境:スールー海域世界から』(岩波書店)ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:新たな「もの」の人類学のための序章 床呂郁哉著 河合香吏著. ものが生まれ出ずる制作の現場 黒田末寿著. 「もの」が創発するとき 床呂郁哉著. 存在論的相対化 久保明教著. 絡まりあう生命の森の新参者 奥野克巳著. サヴァンナの存在論 湖中真哉著. 石について 内堀基光著. 「もの人間」のエスノグラフィ 西井凉子著. 中国黄土高原に潜勢する〈人ならぬ-もの〉の力 丹羽朋子著. 〈ひとでなし〉と〈ものでなし〉の世界を生きる 田中雅一著. 数からものを考える 春日直樹著. 五感によって把握される「もの」 河合香吏著. 「人間」と「もの」のはざまで 中村美知夫著. 〈もの自体〉を巡る哲学と人類学 檜垣立哉著
要旨 日々スマホを使ってチャットをし、乗り物を使って移動し、パソコンを開いて思考する私たち。これらの「もの」は非人間の「もの」なのか、「ひと」の一部なのか、それとも私たち自身がじつは「もの」なのか?鍛冶屋と鎚の対話、将棋ソフトと人間の棋士の相互作用、ひとが「ひとでなし」化されたホロコースト等、世界各地の多様な事例をもとに「もの」と「ひと」の混淆した関係を暴く、斬新な人類社会論。
目次 新たな「もの」の人類学のための序章―脱人間中心主義の可能性と課題;第1部 ひとともののエンタングルメント(ものが生まれ出ずる制作の現場―鉄と道具と私の共同作業;「もの」が創発するとき―真珠養殖の現場における「もの」、環境、人間の複雑系的なエンタングルメント;存在論的相対化―現代将棋における機械と人間);第2部 もののひと化(絡まりあう生命の森の新参者―ボルネオ島の熱帯雨林とプナン;サヴァンナの存在論―東アフリカ遊牧社会における避難の物質文化;石について―非人工物にして非生き物をどう語るか);第3部 ひとのもの化(「もの人間」のエスノグラフィ―ラスタからダッワ実践者へ;中国黄土高原に潜勢する“人ならぬ‐もの”の力;“ひとでなし”と“ものでなし”の世界を生きる―回教徒とフェティシスとをめぐって);第4部 新たなもの概念(数からものを考える―『無限の感知』を参照しつつ;五感によって把握される「もの」―知覚と環境をめぐる人類学的方法試論);第5部 ものの人類学を超えて―動物研究と哲学からの視線(「人間」と「もの」のはざまで―「動物」から人類学への視点;“もの自体”を巡る哲学と人類学)
ISBN(13)、ISBN 978-4-8140-0233-7   4-8140-0233-5
書誌番号 1113693839
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113693839

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