自発性と社会貢献の近現代史 --
池田浩士 /著   -- 人文書院 -- 2019.5 -- 20cm -- 395p

資料詳細

タイトル ボランティアとファシズム
副書名 自発性と社会貢献の近現代史
著者名等 池田浩士 /著  
出版 人文書院 2019.5
大きさ等 20cm 395p
分類 311.8
件名 ファシズム-日本-歴史-1868~1945 , ファシズム-ドイツ-歴史-1933~1945 , ボランティア活動-日本-歴史-1868~1945 , ボランティア活動-ドイツ-歴史-1933~1945
著者紹介 1940年生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程修了。京都大学名誉教授。専攻は現代文明論、ファシズム文化研究。著書に『虚構のナチズム――「第三帝国」と表現文化』(人文書院)ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 それは自発か、強制か?ヒトラー・ドイツに学んだ日本国家はボランティアを制度化し、「勤労奉仕」に組み換える形で戦時体制に取り込んでゆく。20世紀史を鏡に、私たちの自発性と強制性の境を揺さぶる渾身の書。
要旨 日本のボランティアは、東京帝大の学生たちによる関東大震災後の救護活動およびセツルメントの開設に端を発する。だが、ヒトラー・ドイツに学んだ日本国家は彼らの社会貢献を制度化し、「勤労奉仕」に組み換える形で戦時体制に取り込んでゆく。20世紀史を鏡に、私たちの自発性と強制性の境を揺さぶる渾身の書。
目次 序章 いまなぜ「ボランティア」なのか?;1 日本の「ボランティア元年」―デモクラシーの底辺で;2 自発性から制度化へ―奪われたボランティア精神;3 ヒトラー・ドイツの「労働奉仕」―日本が学んだボランティア政策;4 ボランティア国家としての「第三帝国」―結束と排除の総活躍社会;5 「勤労奉仕」と戦時体制―日本を支えた自発性;終章 迷路のなかのボランティア
ISBN(13)、ISBN 978-4-409-52077-2   4-409-52077-6
書誌番号 1113693847
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113693847

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 Map 311.8 一般書 利用可 - 2064774975 iLisvirtual
公開 Map 311 一般書 利用可 - 2064979054 iLisvirtual
戸塚 公開 Map 311 一般書 利用可 - 2065027120 iLisvirtual