英語化する日本語から考える「言語とはなにか」 --
嶋田珠巳 /編, 斎藤兆史 /編, 大津由紀雄 /編   -- 東京大学出版会 -- 2019.5 -- 21cm -- 340p

資料詳細

タイトル 言語接触
副書名 英語化する日本語から考える「言語とはなにか」
著者名等 嶋田珠巳 /編, 斎藤兆史 /編, 大津由紀雄 /編  
出版 東京大学出版会 2019.5
大きさ等 21cm 340p
分類 810.1
件名 日本語 , 言語接触
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 【嶋田珠巳】明海大学外国語学部教授。著書に『英語という選択-アイルランドも今』(岩波書店、2016)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:プロローグ 嶋田珠巳著. 言語接触とはなにか 嶋田珠巳著. 言葉における固有と外来 林徹著. 人間の言語能力と言語多様性 上野善道著. 日本語と漢語・漢文 遊佐昇著. 近代日本の国語政策 安田敏朗著. 日本語の現代的諸相 真田信治著. 言語接触から見た琉球語 狩俣繁久著. 文化〈生態系〉を映し出す言語の〈かたち〉 宮岡伯人著. 英語詩の中のアイルランド 栩木伸明著. 英語化する日本語とその未来 斎藤兆史著. 外来種論争から考える日本語と英語 岡ノ谷一夫著. 英語侵略に抗うための,ことばの教育 大津由紀雄著. エピローグ 嶋田珠巳著
内容紹介 英語が席巻する現代日本の言語風景。一方で現代の日本語も中国語や西欧諸語との関係から形作られ、豊かな多様性を生みつつ多くの生活言語を周辺化し飲み込んでもきた。ことばの変化を生きる私たちに、より深く考える視座を提供する。
要旨 100年後、この国はどんな言葉を話しているのだろうか。人工知能の出現と浸透が「人間とはなにか」を問うように、多言語社会の到来は「言語とはなにか」を問う。それらの問いはそれぞれに、“人間性”を際立たせ、“言語性”を突き詰めさせるのかもしれない。「言語接触」はその問いを解く重要な鍵であることはまずまちがいない。
目次 プロローグ;第1部 言語接触を考える基礎―言語接触とはどのようなもので、そもそも言語とはなにか(言語接触とはなにか;言語における固有と外来;人間の言語能力と言語多様性);第2部 日本語の歴史を考える視点―日本語にもある、さまざまな出会いの経験。そこにある「言語接触」とは(日本語と漢語・漢文;近代日本の国語政策;日本語の現代的諸相);第3部 文化の生態系を考える視点―言語は人々の生活においてどのような機能を担っているのか(言語接触から見た琉球語―琉球語の多様性の喪失;文化(生態系)を映し出す言語の“かたち”;英語詩の中のアイルランド);第4部 日本語の未来を考える視点―英語は日本語の将来にダメージを与えるのか(英語化する日本語とその未来;外来種論争から考える日本語と英語;英語侵略に抗うための、ことばの教育);エピローグ―この本をまとめるなかで考えたことなど
ISBN(13)、ISBN 978-4-13-083079-9   4-13-083079-1
書誌番号 1113696391
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113696391

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