朝日選書 --
橋本治 /著   -- 朝日新聞出版 -- 2019.6 -- 19cm -- 332p

資料詳細

タイトル 失われた近代を求めて 下
シリーズ名 朝日選書
著者名等 橋本治 /著  
出版 朝日新聞出版 2019.6
大きさ等 19cm 332p
分類 910.26
件名 日本文学-歴史-明治以後 , 自然主義(文学) , 小説家-日本-歴史-明治以後
注記 2010~2014年刊の2分冊
著者紹介 1948年東京都生まれ。東京大学文学部国文科卒業後、1977年『桃尻娘』で小説現代新人賞佳作を受賞しデビュー。2018年『草薙の剣』で野間文芸賞を受賞。2019年1月に逝去。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 2010~2014年にかけて刊行された『失われた近代を求めて』全3巻を再構成し、二分冊にしたもの。漱石、紅葉、露伴、子規、1つ年下の透谷。明治を生きた第一世代の群像から、近代文学成立の秘密に迫る本格評論・下巻。
要旨 「自然主義」と呼ばれた作品群は、「言えない」を主題とする小説として生まれ、いつしか赤裸々な「自分のこと」を告白する私小説へと変貌する。いま最も読まれなくなった文豪の代表作―島崎藤村『破戒』が達成したものと、国木田独歩『武蔵野』によって開かれた地平とは何か?「自然主義」との関わりから近代文学の核心に迫る第二部「「自然主義」と呼ばれたもの達」。そして、明治の始まる前年に生まれた夏目漱石、尾崎紅葉、幸田露伴、正岡子規、一つ年下の北村透谷らの作品を読み解く第三部では、明治を生きた第一世代の群像を「近代」と「前近代」の相克として活写する。西洋由来の「近代」を受け入れた日本人が何を求めたのか、その一方で「近代」によって失われたものとは何か、その謎と実相に迫る「明治二十年代の作家達」。橋本治による「近代」「文学」論の完結編。
目次 第2部 「自然主義」と呼ばれたもの達(承前)(「秘密」を抱える男達;国木田独歩と「自然主義」;とめどなく「我が身」を語る島崎藤村);第3部 明治二十年代の作家達(青年と少年の断絶;北村透谷と浪漫主義;北村透谷のジレンマ;紅露時代);近代が来てどんないいことがあると思っていたのだろうか?
ISBN(13)、ISBN 978-4-02-263086-5   4-02-263086-8
書誌番号 1113696423

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