日本語の焦点 -- 講談社選書メチエ --
野村剛史 /著   -- 講談社 -- 2019.6 -- 19cm -- 269p

資料詳細

タイトル 日本語「標準形(スタンダード)」の歴史
副書名 日本語の焦点 話し言葉・書き言葉・表記
シリーズ名 講談社選書メチエ
著者名等 野村剛史 /著  
出版 講談社 2019.6
大きさ等 19cm 269p
分類 810.2
件名 日本語-標準語-歴史
著者紹介 1951年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学。東京大学総合文化研究科教授を経て、現在、東京大学名誉教授。専攻は、日本語文法史。主な著書に、『話し言葉の日本史』(吉川弘文館)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 江戸期以来、一貫して「話し言葉の標準形態」つまり「標準語」があったのではないか。これを、明治以降の「標準語」と区別して「スタンダード」とし、話し言葉、書き言葉、仮名遣いの歴史に分け入っていく。
要旨 標準語というと、我々は明治以降の、現在テレビのアナウンサー等がしゃべる言葉を思い浮かべてしまう。もともとは東京の山の手の言葉がひろまって、今の標準語になったのだろう、と。しかし、本書では、江戸期以来、一貫して日本語には標準語があった、と考える。これを、明治以降のあの「標準語」と区別して、「スタンダード」と呼ぶことにする。東京語が標準語になったのではない。「スタンダード」が、東京語をつくったのだ!
目次 第1章 話し言葉のスタンダード(話し言葉と書き言葉、方言と中央語;中央語からスタンダードへ;スタンダードの楕円化;明治維新;「標準語」);第2章 書き言葉のスタンダード(近現代口語体;普通文;近世標準文語文;中世書き言葉スタンダード;漢文、漢文訓読、漢文訓読体(漢文訓読調)、変体漢文、和漢混淆文;記録体、仮名文、和文);第3章 表記のスタンダード(表記法大概;片仮名の使用;音韻と仮名;仮名遣い;近代仮名遣い問題;活字印刷)
ISBN(13)、ISBN 978-4-06-516385-6   4-06-516385-4
書誌番号 1113697201
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113697201

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