私の「竹取物語」論 -- 和泉選書 --
糸井通浩 /著   -- 和泉書院 -- 2019.6 -- 19cm -- 228p 図版24p

資料詳細

タイトル かぐや姫と菅原道真
副書名 私の「竹取物語」論
シリーズ名 和泉選書
著者名等 糸井通浩 /著  
出版 和泉書院 2019.6
大きさ等 19cm 228p 図版24p
分類 913.31
件名 竹取物語
個人件名 菅原 道真
注記 文献あり
著者紹介 1938年京都・嵯峨の生まれ。小・中・高時代、丹後(現京丹後市)で育つ。1961年京都大学文学部卒。日本語学・日本古典文学専攻。国公立の高校教員(国語)、愛媛大学助教授を経て、京都教育大学・龍谷大学名誉教授。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:かぐや姫と菅原道真. 表現素材の系譜論・機能論. 『竹取物語』の月と〓娥伝説. 伏見稲荷の神々と丹後の神々. 羽衣伝説と「真名井」の道. 地名「間人」について. 『竹取物語』作者圏と菅原道真
内容紹介 文学作品は読者によって生きる。物語の祖(おや)で、幼児の絵本・中学高校の古典の教材である『竹取物語』がいつ・どこで誕生したかを踏まえ、その同時代性や社会性を掘り起こした結果から、「菅原道真」を作者と想定する。
要旨 文学作品は読者によって生きる。本書は、物語の祖で、幼児の絵本・中学高校の古典の教材である『竹取物語』がいつ・どこで誕生したかを踏まえ、その同時代性や社会性を掘り起こした結果から、「菅原道真」こそ作者と想定している。都と鄙“丹後・讃岐”と伊勢をめぐる『竹取物語』の作品世界。
目次 かぐや姫と菅原道真(「ものがたり」の誕生―初めて確立した「もの」の「語り」;作者未詳の意味―説話と違う特定作者の「表現行為」;道真作者説の可能性―主題・モチーフの関係から;成立時期―八七五‐八九〇年を中心にその前後;物語の時代と舞台―今は昔、大和に帝がおられたころ;「竹取の翁」の名前―「讃岐のみやつこ」道真が重要な意味もつ;讃岐守の時代―都を離れ「文学」に力注ぐ道真);探究ノート 『竹取物語』の時代背景―「享受の精神構造」を掘り起こす(表現素材の系譜論・機能論―『竹取物語』を中心にして;『竹取物語』の月と〓(こう)娥伝説;伏見稲荷の神々と丹後の神々;羽衣伝説と「真名井」の道;地名「間人」について―『はし』という語を中心に;『竹取物語』作者圏と菅原道真)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7576-0908-2   4-7576-0908-6
書誌番号 1113697284
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113697284

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