国籍をめぐる包摂と排除のポリティクス --
パトリック・ヴェイユ /著, 宮島喬 /訳, 大嶋厚 /訳, 中力えり /訳, 村上一基 /訳   -- 明石書店 -- 2019.6 -- 20cm -- 565p

資料詳細

タイトル フランス人とは何か
副書名 国籍をめぐる包摂と排除のポリティクス
著者名等 パトリック・ヴェイユ /著, 宮島喬 /訳, 大嶋厚 /訳, 中力えり /訳, 村上一基 /訳  
出版 明石書店 2019.6
大きさ等 20cm 565p
分類 329.91
件名 国籍法-フランス , 国籍
注記 原タイトル:QU’EST-CE QU’UN FRANCAIS? 原著改訂・増補版の翻訳
注記 文献あり 著作目録あり 索引あり
著者紹介 【パトリック・ヴェイユ】1956年生まれ。政治学博士。フランス国立科学研究センター(CNRS)研究主任(パンテオン・ソルボンヌ大学〔パリ第1大学〕20世紀社会史研究所所属)。統合高等審議会(1996-2002年)委員、国立移民史博物館諮問評議会評議員(2003-2007年)などを歴任。本書でフランソワ・フェレ賞(2002年)を受賞。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 生地主義、血統主義、帰化の意味を跡づけ、“危機の時代”におけるユダヤ人の国籍剥奪、女性・植民地出身者に対する差別や不平等について検証。フランス革命以降の国民/外国人の境界線のゆらぎ、平等・包摂の現在にいたる道程を描き出す。
要旨 国籍とは何か?生地主義、血統主義、帰化の意味を跡づけ、“危機の時代”におけるユダヤ人の国籍剥奪、女性・植民地出身者に対する差別や不平等について緻密に検証。膨大な史料を渉猟し、フランス革命以降の国民/外国人の境界線のゆらぎ、平等・包摂の現代にいたる道程を実証的見地から描き出した圧巻の書。フランソワ・フュレ賞(2002年)など受賞の栄に輝く労作!
目次 1 近代国籍法の構築(アンシアン・レジームから民法典へ―フランス人の二つの革命;生地主義はいかにして導入されたか(一八〇三‐一八八九年);国民への援軍としての帰化(一八八九‐一九四〇年));2 フランス国籍のエスニック危機(ヴィシー―国籍政策におけるレイシズム;容易でなかった共和国的法制への復帰;フランス国籍のアルジェリア危機);3 比較と実際運用における国籍(生地主義対血統主義―フランスとドイツの法律を対比させることの誤り;差別されたフランス人たち;どのようにフランス人になり、フランス人であり続けるのか―実際の運用におけるフランス国籍)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7503-4799-8   4-7503-4799-X
書誌番号 1113698815
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113698815

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