悲劇的ならざる悲劇のために --
ウィリアム・マルクス /著, 森本淳生 /訳   -- 水声社 -- 2019.6 -- 20cm -- 303p

資料詳細

タイトル オイディプスの墓
副書名 悲劇的ならざる悲劇のために
著者名等 ウィリアム・マルクス /著, 森本淳生 /訳  
出版 水声社 2019.6
大きさ等 20cm 303p
分類 991.2
件名 ギリシア戯曲 , 悲劇
注記 原タイトル:LE TOMBEAU D’〓DIPE
注記 索引あり
著者紹介 【ウィリアム・マルクス】1966年、フランス生まれ。現在、パリ第十大学教授。2019年、コレージュ・ド・フランス教授(比較文学)に選出される。専攻、比較文学。主な著書に『文人伝-孔子からバルトまで』(本田貴久訳、水声社、2017年)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 ギリシア悲劇はほんとうに「悲劇的」だったのか?ギリシア悲劇にそなわる「場所」「概念」「身体」「神々と英雄たち」の4つのテーゼを明らかにすることで、ほぼ完全に失われてしまったギリシア悲劇をめぐる近代的誤謬から本来の悲劇を救う“不可能な”試み。
要旨 “悲劇は“場所”をめぐる物語である。悲劇はこんにち理解される「悲劇」の“概念”を意味していない。悲劇は観衆の“身体”に働き治癒する力をもつ。悲劇は宗教的に“神々と英雄たち”を舞台に受肉化させる。”ギリシア悲劇にそなわる以上の4つのテーゼを明らかにすることで、ほぼ完全に失われてしまったギリシア悲劇をめぐる近代的誤謬から本来の悲劇を救う“不可能な”試み。
目次 序章 ギリシア悲劇は私たちといかなる接点を持つのか?;第1章 場所(借景のある舞台;失われた場所を求めて ほか);第2章 概念(ジョージ・W・ブッシュによる悲劇性の概念;アリストテレスにおける悲劇性の概念のはじまり ほか);第3章 身体(ポスト悲劇時代の思想家アリストテレス;カタルシスの謎 ほか);第4章 神(純粋理性へと還元された悲劇;コロノスのふたつの墓 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-8010-0396-5   4-8010-0396-6
書誌番号 1113699368
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113699368

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