文学・言語論 --
金石範 /著, イヨンスク /監修, 姜信子 /編   -- 明石書店 -- 2019.6 -- 20cm -- 421p

資料詳細

タイトル 金石範評論集 1
各巻タイトル 文学・言語論
著者名等 金石範 /著, イヨンスク /監修, 姜信子 /編  
出版 明石書店 2019.6
大きさ等 20cm 421p
分類 914.6
著者紹介 【金石範】1925年生まれ。小説家。『鴉の死』(1957)以来、済州島四・三事件を書きつづけ、1万1000枚の大長編『火山島』(1976~97)を完成。小説集に、『鴉の死』(新装版1971)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:言語と自由. 「なぜ日本語で書くか」について. 金史良について. 「在日朝鮮人文学」の確立は可能か. ことば、普遍への架橋をするもの. 『鴉の死』が世に出るまで. 『1945年夏』の周辺. ある原稿のこと. 「懐しさ」を拒否するもの. 私にとっての虚構. わが虚構を支えるもの. 在日朝鮮人文学. ことばの自立. どん底. 田村さんのこと. 弔辞-李良枝へ. あとがき〈『火山島3』〉. 長生きせねば……. あとがき〈『火山島7』〉. 『火山島』を完結して. 韓国語版『火山島』の出版に寄せて. 岩波オンデマンド版へのあとがき. この一年. 「鴉の死」と『火山島』. 禁書・『火山島』 ほか11編
内容紹介 『火山島』の続編『海の底から』を完結させた金石範。70年にわたって日本語で朝鮮を描きつづけ、普遍的な世界文学の高みに到った金石範の創作の歩みを、その文学・言語論を中心に辿る。
目次 第1部 なぜ日本語で書くのか―日本語の呪縛から文学の“普遍性”を求めて(言語と自由―日本語で書くということ(一九七〇年);「なぜ日本語で書くか」について(一九七一年);金史良について―ことばの側面から(一九七二年);「在日朝鮮人文学」の確率は可能か(一九七二年);ことば、普遍への架橋をするもの(一九七二年));第2部 なぜ「済州島」を書くのか―虚無と歴史を超える想像力の文学(私にとっての虚構(一九七三年);わが虚構を支えるもの―なぜ「済州島」を書くか(一九七四年);在日朝鮮人文学(一九七六年);ことばの自立(一九七七年));第3部 『火山島』をめぐって―二十余年にわたる創作の軌跡(あとがき(『火山島3』)(一九八三年);長生きせねば…(一九八五年);あとがき(『火山島VII』)(一九九七年);『火山島』を完結して(一九九七年);韓国語版『火山島』の出版に寄せて(二〇一五年);岩波オンデマンド版へのあとがき(二〇一五年));第4部 世界文学への途―金石範文学が拓いた地平(文化はいかに国境を越えるか(一九九八年);文学的想像力と普遍性(二〇〇七年);『火山島と私』―普遍性へと到る道(二〇一七年))
ISBN(13)、ISBN 978-4-7503-4836-0   4-7503-4836-8
書誌番号 1113701033
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113701033

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 914.6/10442 一般書 利用可 - 2064852585 iLisvirtual