魏徳聖三部作『海角七号』・『セデック・バレ』・『KANO』の考察 -- 風響社ブックレット --
沼崎一郎 /著   -- 風響社 -- 2019.6 -- 21cm -- 84p

資料詳細

タイトル 人類学者、台湾映画を観る
副書名 魏徳聖三部作『海角七号』・『セデック・バレ』・『KANO』の考察
シリーズ名 風響社ブックレット
著者名等 沼崎一郎 /著  
出版 風響社 2019.6
大きさ等 21cm 84p
分類 778.2224
件名 映画-台湾
個人件名 魏 徳聖
注記 文献あり
著者紹介 1982年東北大学文学部卒業。1992年ミシガン州立大学大学院人類学科博士課程にてPh.D.取得。1991年東北大学文学部講師、同助教授を経て、2004年より東北大学大学院文学研究科教授。著書に『台湾社会の形成と変容:二元二層構造から多元多層構造へ』(東北大学出版会、2014年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
要旨 植民地台湾と帝国日本。「戦後日本人男性」という立場から台湾を眺めている「私」―「人類学者」として「台湾研究」をしている「私」。台湾映画を通し自己分析する試み。
目次 1 ポストインペリアルという視座(「帝国の末裔」であるということ;日本におけるポストコロニアリズム受容への疑問 ほか);2 『海角七号』を観る(七通のラブレター;インペリアルな視線 ほか);3 『セデック・バレ』を観る(遠くて異なる世界―インペリアルな視線の弱さ;日本的、あまりに日本的な!―強まるインペリアルな視線 ほか);4 『KANO』を観る(「台湾は日本の統治下にあった」という語り;帝国の祭典または束の間のパックス・ジャポニカ ほか);5 魏徳聖三部作が「この私」に「見せてくれた」もの(視線にまつわる感情の重み;多義的な日本、多元的な台湾、そして中国の影 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-89489-403-7   4-89489-403-3
書誌番号 1113702820

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