南富鎭 /著   -- 春風社 -- 2019.6 -- 20cm -- 350,3p

資料詳細

タイトル 村上春樹精神の病と癒し
著者名等 南富鎭 /著  
出版 春風社 2019.6
大きさ等 20cm 350,3p
分類 910.268
個人件名 村上 春樹(1949-)
注記 索引あり
著者紹介 1961年韓国醴泉生まれ。慶北大学校国語国文学科卒業。国語(韓国語)教諭。1990年日本文部省国費留学生として来日。筑波大学大学院文芸・言語研究科博士課程修了。博士(学術)。日本学術振興会外国人特別研究員。現在、静岡大学人文社会科学部教授。主要著書に『松本清張の葉脈』(春風社、2017年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 「精神の病は不可逆である。1970年と1973年にいったい何があったのだろう」…。病理は文化現象であるとの認識に基づき、村上春樹の文学を精神の病と癒しの側面から読み解く。
目次 第1章 夢現象、青年期の危機、欠損―『納屋を焼く』『風の歌を聴け』『1973年のピンボール』;第2章 発病、精神科医、風景構成法―『中国行きのスロウ・ボート』『めくらやなぎと眠る女』;第3章 自閉、二つの世界、三つの主体―『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』;第4章 自己消失、アイデンティティ、旅路説―『象』『ピクニック』『象の消滅』『鏡』;第5章 徴候、予感、発作、病の不可逆―『パン屋襲撃』『パン屋再襲撃』;第6章 分裂症、森田療法、反精神医学、旅路の始まり―『ノルウェイの森』;第7章 幻覚、有徴、無徴、ブラックホール―『羊をめぐる冒険』『ダンス・ダンス・ダンス』;第8章 象の帰還、宗教妄想、恩寵、不在の暴力性、対象喪失―『ねじまき鳥クロニクル』;第9章 旅路の終焉、物語の産屋、治癒の陥穽―『アンダーグラウンド』『underground 2』
ISBN(13)、ISBN 978-4-86110-652-1   4-86110-652-4
書誌番号 1113702822

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