ベルリン、東京、ソウルの記憶と空間 --
全鎭晟 /著, 佐藤静香 /訳   -- 法政大学出版局 -- 2019.7 -- 22cm -- 545p

資料詳細

タイトル 虚像のアテネ
副書名 ベルリン、東京、ソウルの記憶と空間
著者名等 全鎭晟 /著, 佐藤静香 /訳  
出版 法政大学出版局 2019.7
大きさ等 22cm 545p
分類 518.8
件名 都市計画-歴史-近代 , 植民地-歴史-近代 , 近代建築-歴史 , 空間(建築) , ポストコロニアリズム
注記 文献あり
著者紹介 【全鎭晟】1966年生まれ。高麗大学校(ソウル)文科大学史学科(1989)および同大学院(1991)卒業。1998年、フンボルト大学(ベルリン)博士学位取得。現在、国立釜山教育大学校社会教育科教授。著書:『Das Bild der Moderne in der Nachkriegszeit. Die westdeutsche “Strukturgeschichte” im Spannungsfeld von Modernitatskritik und wissenschaftlicher Innovation 1948-1962』など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 建築と都市計画は工学的技術である以前に言説であり、政治的テクノロジーでもある。フリードリヒ・シンケルの新古典主義建築とその「テクトニック」が3つの都市に導入される過程をテーマに、幻影としての西欧的近代性とその脆さを逆追跡する。
要旨 建築と都市計画は技術以前に言説であり、政治的テクノロジーでもある。プロイセンの建築家フリードリヒ・シンケルの新古典主義建築と、その核心原理である「テクトニック」が三つの都市に導入される過程をテーマに、幻影としての西欧的近代性と、その脆さを逆追跡する試み。
目次 プロローグ 「近代」というスライドイメージ;第1部 プロイセン古典主義を求めて(ベルリン、中部ヨーロッパのアテネ;民族と国王のあいだで―プロイセンの宮廷建築家シンケル;テクトニックとプロイセンの国家理念 ほか);第2部 アジアのプロイセンをこえて(ドイツ歴史主義建築の決定版、青島;明治日本とプロイセン―岩倉使節団の視線;国家的テクトニックとしての帝国憲法 ほか);第3部 アテナの不気味なスライドイメージ(都市計画と植民地主義;漢城から京城へ;シンケルに捧げるオマージュ?―景福宮前に建てた朝鮮総督府庁舎 ほか);エピローグ 記憶の場と希望の空間
ISBN(13)、ISBN 978-4-588-78611-2   4-588-78611-3
書誌番号 1113702825
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113702825

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