新装版 --
土門拳 /〔著〕   -- みすず書房 -- 2019.7 -- 20cm -- 259p 図版10枚

資料詳細

タイトル 死ぬことと生きること
版情報 新装版
著者名等 土門拳 /〔著〕  
出版 みすず書房 2019.7
大きさ等 20cm 259p 図版10枚
分類 740.4
件名 写真
著者紹介 1909年山形県生まれ。戦後を代表する写真家。1933年、宮内幸太郎写真場に入門。1935年、名取洋之助が設立した日本工房に入社、報道写真家として出発する。戦後はリアリズム写真を提唱し、多くのプロおよびアマチュア写真家に影響を与える。1953年『風貌』、1958年『ヒロシマ』、1960年『筑豊のこどもたち』を刊行し、国内外で高い評価を得る。1959年、筑豊の炭田地帯を取材後に脳出血に倒れる。回復後は「古寺巡礼」の撮影を開始、1963年『古寺巡礼 第1集』を刊行。1968年、取材中に脳出血に倒れる。その後リハビリに励み、退院後は車椅子で撮影を続ける。1973年、紫綬褒章を受賞。1974年、車椅子で『古寺巡礼 第5集』の撮影旅行を開始。1979年に脳血栓で倒れ、昏睡状態が11年続く。1981年、毎日新聞社が土門拳賞創設。1983年、故郷の酒田市に土門拳記念館開館。1990年、80歳で逝去。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 写真とは何か。日本とは何か。土門拳、65歳のときの初エッセイ集。自らの生い立ちから始まり、丁々発止の肖像写真撮影、ままならぬ右足の悔しさ、写真哲学などが生き生きと、克明に語られていく。
要旨 写真とは何か。日本とは何か。土門拳、65歳のときの初エッセイ集。自らの生い立ちから始まり、丁々発止の肖像写真撮影。一筋のしわをも逃さずとらえて不評だった話、ままならぬ右足の悔しさ、アマチュア写真家への激励、写真哲学などが、生き生きと、克明に綴られていく。戦後日本の矛盾と日本人を凝視した眼光が、文章に刻みつけられている。その強靱な写真の謎を、土門拳自らが明かす。
目次 ぼくの名前;略歴;不愉快な写真の話;デモ取材と古寺巡礼;現状;寝顔;棺の上に飾る写真;事実ということ;自写像;自叙伝;死ぬことと生きること;明成園;スランプを恐れないこと;写真は沢山撮らなければならぬ;写真家志望の青年へ―弟子になりたいという手紙に答えて;肖像写真のこと雑話;梅原龍三郎を怒らせた話;女の写真;おでこのしわ;ルイ・ジュヴェの眼玉;久保田万太郎の鼻;マダム・マサコの頬骨;近藤勇の写真;リアリズムということ;肖像写真について;連作と組写真;画題のつけ方―画題は発想と直結する;リアリズムは自然主義ではない;人間の目、カメラの目;アマチュアはなぜ写真が下手か;風景写真;手でつかめる風景;赤いタンツボの話―私の作画精神
ISBN(13)、ISBN 978-4-622-08840-0   4-622-08840-1
書誌番号 1113705527
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113705527

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神奈川 公開 Map 740 一般書 利用可 - 2064918225 iLisvirtual