叢書・ウニベルシタス --
ユルゲン・ハーバーマス /著, 三島憲一 /訳, 速水淑子 /訳   -- 法政大学出版局 -- 2019.7 -- 20cm -- 232p

資料詳細

タイトル ヨーロッパ憲法論
シリーズ名 叢書・ウニベルシタス
著者名等 ユルゲン・ハーバーマス /著, 三島憲一 /訳, 速水淑子 /訳  
出版 法政大学出版局 2019.7
大きさ等 20cm 232p
分類 323.3
件名 憲法-ヨーロッパ
注記 原タイトル:ZUR VERFASSUNG EUROPAS
著者紹介 【ユルゲン・ハーバーマス】1929年ドイツのデュッセルドルフ生まれ。ゲッティンゲン、チューリヒ、ボンの各大学でドイツ文学、心理学、社会学、哲学を修め、56年フランクフルト社会研究所のアドルノの助手となり、フランクフルト学派第二世代としての歩みを始める。61年『公共性の構造転換』で教授資格を取得し、ハイデルベルク大学教授となる。64年フランクフルト大学教授、71年マックス・プランク研究所所長を歴任、82年以降はフランクフルト大学に戻り、ホルクハイマー記念講座教授を務め、94年退官。60年代末のガダマーらとの解釈学論争、ルーマンとの社会システム論争、さらに『コミュニケーション的行為の理論』をはじめとする精力的な仕事、歴史家論争以降の多方面にわたる社会的・政治的発言を通じて、ドイツ思想界をリードし、国際的にも大きな影響を与えてきた。2004年11月に「京都賞」を受賞。邦訳された主な著書に、『討議倫理』、『他者の受容』、『人間の将来とバイオエシックス』、『引き裂かれた西洋』、『自然主義と宗教の間』、『真理と正当化』(以上、法政大学出版局刊)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:人間の尊厳というコンセプトおよび人権という現実的なユートピア. 国際法の憲法化の光に照らしてみたEUの危機. 補遺. 破綻のあとで. ヨーロッパ連合の運命はユーロで決まる. ユーロプラス協定はヨーロッパを救うか、壊すか?
内容紹介 経済状況が生み出す不安が諸国民を覆い、民主主義も空洞化するなかで、単なる国際条約を超えた憲法制度が必要であるとハーバーマスは主張する。人権の擁護を基礎とする憲政から、新たな政治を求める挑戦が、いま始まる。
要旨 人間の尊厳が傷つけられたという経験が、怒りによる闘争のダイナミズムを呼び起こし、世界規模での人権の制度化という希望に絶えず推進力を与えるとハーバーマスはいう。そして、経済状況が生み出す不安が諸国民を覆い、民主主義も空洞化するなかで、単なる国際条約を超えた憲法制度が必要であると主張する。人権の擁護を基礎とする憲政から、新たな政治を求める挑戦が、いま始まる。
目次 人間の尊厳というコンセプトおよび人権という現実的なユートピア;国際法の憲法化の光に照らしてみたEUの危機―ヨーロッパ憲法論(ヨーロッパはなぜいままさに憲法的プロジェクトなのか;EUはトランスナショナル・デモクラシーを採用するのか、それともポスト・デモクラシー的な統治連邦主義となるのか;国際的コミュニティからコスモポリタン的コミュニティへ);補遺―ドイツ連邦共和国のヨーロッパ(破綻のあとで―インタビュー;ヨーロッパ連合の運命はユーロで決まる;ユーロプラス協定はヨーロッパを救うか、壊すか?)
ISBN(13)、ISBN 978-4-588-01097-2   4-588-01097-2
書誌番号 1113706016
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113706016

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 Map 323.3 一般書 利用可 - 2064929081 iLisvirtual
保土ケ谷 公開 Map 323 一般書 利用可 - 2064943335 iLisvirtual