日仏交流から世界文学へ --
Bernard BANOUN /〔ほか著〕, 澤田直 /編, 坂井セシル /編   -- 水声社 -- 2019.7 -- 20cm -- 305p

資料詳細

タイトル 翻訳家たちの挑戦
副書名 日仏交流から世界文学へ
著者名等 Bernard BANOUN /〔ほか著〕, 澤田直 /編, 坂井セシル /編  
出版 水声社 2019.7
大きさ等 20cm 305p
分類 904
件名 翻訳文学 , 翻訳 , 国際文化交流 , 日本-外国関係-フランス
内容 内容:翻訳という幸福の瞬間 澤田直著. 『フランス語翻訳史』を書くということ ベルナール・バヌン著. 文法のすれちがいと語りの声 多和田葉子著. 無名の手に身を委ねること 堀江敏幸著. 新訳の必要性 宮下志朗著. 西鶴の文体を翻訳する ダニエル・ストリューヴ著. 欄外文学を翻訳する エマニュエル・ロズラン著. 二流文学、二流翻訳、二流読者? アンヌ・バヤール=坂井著. 『オペラ座の怪人』の面白さ 平岡敦著. プルースト邦訳の可能性 吉川一義著. 出産/Naissance d’ours blancs/白熊の 多和田葉子作 坂井セシル訳. 開く、閉じる 澤田直著. 映像のような言葉 マチュー・カペル著. 翻訳における他性の痕跡としての発話行為 ジャック・レヴィ著. 大岡信と谷川俊太郎の詩にみる言葉遊び ドミニック・パルメ著. 韻文口語訳の音楽 中地義和著. 「世界文学」と「日本近代文学」 水村美苗著. 翻訳という名の希望 野崎歓著
内容紹介 「世界文学」を支える翻訳とはいかにして行われるのか。古典、詩歌、小説、思想、映画、そして創作にいたるまで、ある言語が別の言語と通いあう道なき道を模索し、苦闘の末に言葉を見出した翻訳家たちの冒険の記録。
要旨 “世界文学”を支える翻訳とはいかにして行われるのか―古典、詩歌、小説、思想、映画、そして創作にいたるまで、ある言語が別の言語と通いあう道なき道を模索し、苦闘の末に言葉を見出した翻訳家たちの冒険の記録!
目次 1 翻訳史から見える展望(『フランス語翻訳史』を書くということ―企画、方法、展望をめぐって);2 作家と翻訳(文法のすれちがいと語りの声;無名の手に身を委ねること);3 初訳、再訳、新訳(古典、娯楽小説)(新訳の必要性―ラブレーの場合;西鶴の文体を翻訳する;欄外文学を翻訳する―正岡子規の『病牀六尺』;二流文学、二流翻訳、二流読者?―娯楽小説の場合;『オペラ座の怪人』の面白さ―エンタテインメント小説の翻訳;プルースト邦訳の可能性;インタールード 出産/Naissance d’ours blancs/白熊の);4 翻訳という経験と試練(思想、映画、詩)(開く、閉じる―文学と哲学を翻訳する際の差異について;映像のような言葉―可視化された字幕のために;翻訳における他性の痕跡としての発話行為;大岡信と谷川俊太郎の詩にみる言葉遊び;韻文口語訳の音楽―ランボー「陶酔の船」Le Bateau ivreを例に);5 世界文学と翻訳、残るものとその可能性(「世界文学」と「日本近代文学」;翻訳という名の希望)
ISBN(13)、ISBN 978-4-8010-0428-3   4-8010-0428-8
書誌番号 1113708624

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