戦後日本映画の歴史的経験 --
中村秀之 /著   -- 東京大学出版会 -- 2019.7 -- 20cm -- 382,8p

資料詳細

タイトル 暁のアーカイヴ
副書名 戦後日本映画の歴史的経験
著者名等 中村秀之 /著  
出版 東京大学出版会 2019.7
大きさ等 20cm 382,8p
分類 778.21
件名 映画-日本-歴史-1945~
注記 表紙のタイトル:Archive at Dawn
注記 索引あり
著者紹介 1955年生まれ。立教大学現代心理学部映像身体学科教授。映画研究。著書に『敗者の身ぶり――ポスト占領期の日本映画』(岩波書店)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:アーカイヴの時代に映画を語る. 敗戦後日本のヘテロトピア. 出会いそこないの道程. 占領下アメリカ製教育映画についての覚書. 敗者の映像. 「暁にあう」まで. 見えるものから見えないものへ. 活動とは別の仕方で. 声と顔のアレンジメント. ゆく者を送るまなざし. 特攻隊が似合わない男. 外傷の絵/贈与の物語. 生命の切れ端. 喜劇は到来する
内容紹介 アーカイヴ的環境を前提として規定される世界において、記録映画や劇映画といったジャンルを横断しつつ、戦後日本映画の多様な試みを考察する。画面と音響、作品と文脈が交錯する様を精緻にあとづけることで浮かび上がる映画研究最良の成果。
要旨 アーカイヴ化した世界における映画研究の理想形。
目次 アーカイヴの時代に映画を語る;第1部 瓦礫の中から―敗戦と被占領の諸相(敗戦後日本のヘテロトピア―映画の中のヤミ市をたずねる;出会いそこないの道程―黒澤明とアメリカ;占領下アメリカ製教育映画についての覚書―ナトコ(映写機)とCIE映画;敗者の映像―CIE映画教育と日本製CIE映画);第2部 共同を求めて―岩波映画から土本典昭へ(「暁にあう」まで―「岩波映画」と見ることの社会的創造;見えるものから見えないものへ―『社会科教材映画大系』と『はえのいない町』;活動とは別の仕方で―土本典昭の作品における映画的身体の生成;声と顔のアレンジメント―『水俣‐患者さんとその世界』論);第3部 孤独のゆくえ―俳優たちと作家たち(ゆく者を送るまなざし―高峰秀子と顔の時;外傷の絵/贈与の物語―北野武の映画についての覚書;生命の切れ端―相米慎二の映画における下半身の想像力);喜劇は到来する―森崎東の映画における反逆の論理
ISBN(13)、ISBN 978-4-13-080221-5   4-13-080221-6
書誌番号 1113709133

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