見るために閉ざす 目 -- コレクション日本歌人選 --
川野里子 /著   -- 笠間書院 -- 2019.7 -- 19cm -- 122p

資料詳細

タイトル 葛原妙子
副書名 見るために閉ざす 目
シリーズ名 コレクション日本歌人選
著者名等 川野里子 /著  
出版 笠間書院 2019.7
大きさ等 19cm 122p
分類 911.102
件名 歌人
個人件名 葛原 妙子
注記 欧文タイトル:Collected Works of Japanese Poets
注記 文献あり 年譜あり
著者紹介 【川野里子】昭和34年大分県生まれ。千葉大学大学院文学研究科修士課程修了。歌集に『王者の道』(第15回若山牧水賞)、『硝子の島』(第10回小野市詩歌文学賞)、『歓待』など。評論集に『幻想の重量-葛原妙子の戦後短歌』(第6回葛原妙子賞)など。歌誌「かりん」選者、編集委員。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 日本の代表的歌人の秀歌を堪能できるように編んだアンソロジーシリーズ。第70巻は、今日最も熱く読み継がれている歌人のひとりである葛原妙子の歌を読み解く。より深く知るための読書案内付き。
要旨 「幻視の女王」「魔女」「黒聖母」「ミュータント」など、こうした呼び名は怪異の者への棚上げでもある。「読み解きがたさ」こそ、葛原が抱える前衛短歌とは異なる位相なのだ。
目次 アンデルセンのその薄ら氷に似し童話抱きつつひと夜ねむりに落ちむとす;水かぎろひしづかに立てば依らむものこの世にひとつなしと知るべし;とり落さば火焔とならむてのひらのひとつ柘榴の重みにし耐ふ;早春のレモンに深くナイフ立つるをとめよ素晴らしき人生を得よ;奔馬ひとつ冬のかすみの奥に消ゆわれのみが〓々と子をもてりけり;わがうたにわれの紋章のいまだあらずたそがれのごとくかなしみきたる;ソ聯參戰二日ののちに夫が呉れしナルコポン・スコポラミンの致死量;殲滅といふは軍言葉なれ鏖殺といふは魔の言葉なれ;ヴィヴィアン・リーと鈴ふるごとき名をもてる手弱女の髪のなびくかたをしらず;傅きし唇赤き少年を打ちしことありやレオナルド・ダ・ヴィンチ〔ほか〕
ISBN(13)、ISBN 978-4-305-70910-3   4-305-70910-4
書誌番号 1113710653

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