富強と効率と公正のトリレンマ -- ちくま新書 --
石原享一 /著   -- 筑摩書房 -- 2019.8 -- 18cm -- 221p

資料詳細

タイトル 習近平の中国経済
副書名 富強と効率と公正のトリレンマ
シリーズ名 ちくま新書
著者名等 石原享一 /著  
出版 筑摩書房 2019.8
大きさ等 18cm 221p
分類 332.22
件名 中国-経済
個人件名 習 近平
著者紹介 1949年鳥取県生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学。社会学博士。1982年からアジア経済研究所に勤務。2013年から北海商科大学大学院教授。アジア経済研究所名誉研究員。神戸大学名誉教授。著書に『地と実践の平和論――国際政治経済学と地域研究』(明石書店)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:改革開放四〇年の経済と社会. 逡巡する中国の制度改革. 食品安全と企業文化. 農村改革と農村土地政策. 新疆ウイグル自治区の経済構造. 中国の対外経済戦略と日米中関係
内容紹介 改革開放の開始から40年。いま中国経済は重大な転機を迎えている。今後、中国はさらに飛躍を遂げ、国民統合と社会の安定が進むのか、それとも各種の社会経済的矛盾が激化して混乱や情勢不安をもたらすのか。米中の覇権争いの中で日本の進むべき道を探る。
要旨 改革開放の開始から四〇年。いま中国経済は重大な転機を迎えている。アメリカとの貿易戦争と成長の鈍化。習近平や李克強の指導する現政権下では、富強と効率と公正という三つの原理のトリレンマにより、改革が踏み惑っている。今後、中国はさらに飛躍を遂げ、国民統合と社会の安定が進むのか、それとも各種の社会経済的矛盾が激化して社会の混乱や政情不安をもたらすのか。長年にわたって中国経済を見つめてきた著者が、矛盾に満ちた経済発展史と今後進むべき道筋を解説する。
目次 第1章 改革開放四〇年の経済と社会―転換期の構造矛盾;第2章 逡巡する中国の制度改革―富強と効率と公正のトリレンマ;第3章 食品安全と企業文化―市場経済の規範を確立することができるか;第4章 農村改革と農村土地政策―「三農問題」にどう向き合うか;第5章 新疆ウイグル自治区の経済構造―国家と市場と民族共生のトリレンマ;第6章 中国の対外経済戦略と日米中関係―日本にアジア・ビジョンはあるか
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-07248-1   4-480-07248-9
書誌番号 1113712460
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113712460

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