中世装飾写本で巡る薬草の旅 --
ジュヌヴィエーヴ・グザイエ /著, 久木田直江 /監修, 〔柴田里芽 /訳〕   -- グラフィック社 -- 2019.8 -- 27cm -- 175p

資料詳細

タイトル ひみつの薬箱
副書名 中世装飾写本で巡る薬草の旅
著者名等 ジュヌヴィエーヴ・グザイエ /著, 久木田直江 /監修, 〔柴田里芽 /訳〕  
出版 グラフィック社 2019.8
大きさ等 27cm 175p
分類 499.87
件名 薬用植物 , 医学-ヨーロッパ-歴史-中世 , 彩色写本-ヨーロッパ-歴史-中世
注記 原タイトル:L’enigmatique Tractatus de Herbis
注記 文献あり
著者紹介 【ジュヌヴィエーヴ・グザイエ】パリ高等研究実習院を卒業、リエージュ大学で史学博士号を取得。リエージュ大学科学・技術センター副所長を務める。専門は、中世から近代における実践医学史および薬学史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 中世の西洋医療では動植物を薬として珍重した。それはときに珍奇で、ときに現代にも通じる科学的な正確さを見せる。中世の植物画集「スローン写本」の妖しく美しい図画から、この神秘の薬草医療の秘密を読み解く。
要旨 人は宇宙の一部であり、土、水、空気、火の四元素から成り立つ。古代ギリシャのコスモロジーを礎に人体の不思議を理解し、ホリスティックな医療に生かそうとした知られざる中世ヨーロッパの薬草医学を繙く。人間の心と体を癒す神秘の植物を描いた、妖しくも美しい中世の彩色画から見るヨーロッパ医学のひみつ。
目次 第1章 『Tractatus de Herbis(藥草誌)』(スローン寫本4016)(薬草書か、単味薬の装飾画集か?;薬草書:起源は古代ギリシャ・ローマ ほか);第2章 医師、病氣、医療行爲(先祖はどんな病気を患ったか?;医療とその実践者たち ほか);第3章 修道院の藥草療法(6~12世紀)(修道院:医療に捧げられた場所;医療を行う修道医);第4章 サレルノ医學の時代:スペインと南イタリア(中世初期の古代遺産;西方ラテン世界におけるアラビア医学の受容 ほか);第5章 宮廷、大學、都市:医療活動の新たな枠組み(ホーエンシュタウフェン朝、フリードリヒ2世の宮廷;養生法:宮廷の医学文献 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7661-3181-9   4-7661-3181-9
書誌番号 1113712625

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