日本・東アジア・ドイツ --
岩本憲児 /編, 晏【ニ】 /編   -- 森話社 -- 2019.8 -- 22cm -- 362p

資料詳細

タイトル 戦時下の映画
副書名 日本・東アジア・ドイツ
著者名等 岩本憲児 /編, 晏【ニ】 /編  
出版 森話社 2019.8
大きさ等 22cm 362p
分類 778.2
件名 映画-歴史 , 映画産業-歴史 , 日中戦争(1937~1945)-プロパガンダ , 太平洋戦争(1941~1945)-プロパガンダ
注記 年表あり
著者紹介 【岩本憲児】早稲田大学名誉教授。専攻=映画史、映像論。著書に『「時代映画」の誕生──講談・小説・剣劇から時代劇へ』(吉川弘文館、2016年)、『ユーモア文学と日本映画──近代の愉快と諷刺』(森話社、2019年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:「映画戦」への遠い道程 岩本憲児著. 映画統制構想の展開と映画工作 加藤厚子著. 戦ふ映画館 近藤和都著. 日中戦時下の農村巡回映画の活動 平賀明彦著. 教化映画か教材映画か 渡邉大輔著. 戦時下の映画ジャーナリズム 古賀太著. 初期満映について 上田学著. 『東遊記』論 門間貴志著. 朝鮮映画の戦時体制 鄭琮樺著. 越境する植民地劇場 李相雨著 渡辺直紀訳. 映画と台湾総督府の南進政策 李道明著 蔡宜静訳 岩本憲児監訳 晏〓監訳. 占領下の上海映画と日本映画 晏〓著. “大東亜の歌姫”李香蘭の表象性 秦剛著. ドイツの銀幕における〈大東亜戦争〉 ハラルト・ザーロモン著
内容紹介 満洲事変後、日本は中国で戦争を拡大し、やがて米英などとの戦争に突入していった。当時の日本国内の映画領域と、満洲、朝鮮、台湾、中国、ドイツに関する考察を交差させ、越境的な視点から「戦時下の映画」の多様な様相を浮かび上がらせる。
要旨 あの時代人々は何を見たのか。満洲事変後、日本は中国で戦争を拡大し、やがて米英などとの戦争に突入していった。当時の映画は、娯楽としてだけでなく、ニュース映画などをとおして一大映像メディアへと急成長していた。その影響力の大きさから、体制側は国策遂行の一環として映画に強い期待を寄せた。本書では、日本国内の映画領域と、満洲、朝鮮、台湾、中国、ドイツに関する考察を交差させて、越境的な視点から「戦時下の映画」の多様な様相を浮かび上がらせる。
目次 はじめに 「映画戦」への遠い道程;1 戦争の時代と映画(映画統制構想の展開と映画工作;“戦ふ映画館”―戦時下のオフ・スクリーン;日中戦時下の農村巡回映画の活動;教化映画か教材映画か―「動く掛図」論争以後の教育映画/映画教育の言説と実践;戦時下の映画ジャーナリズム);2 越境する映画(初期満映について―雑誌『満洲映画』の記事から;『東遊記』論;朝鮮映画の戦時体制―第二世代朝鮮映画人と映画国策;越境する植民地劇場―日帝末期・呉泳鎮のシナリオを中心に;映画と台湾総督府の南進政策;占領下の上海映画と日本映画―文化融合と非協力;“大東亜の歌姫”李香蘭の表象性―“幻”の映画『私の鴬』再検証;ドイツの銀幕における“大東亜戦争”)
ISBN(13)、ISBN 978-4-86405-140-8   4-86405-140-2
書誌番号 1113712661

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