フランコ・バザーリア著作集 --
フランコ・バザーリア /〔著〕, フランカ・オンガロ・バザーリア /編, 梶原徹 /訳   -- みすず書房 -- 2019.8 -- 22cm -- 311,39p

資料詳細

タイトル 現実のユートピア
副書名 フランコ・バザーリア著作集
著者名等 フランコ・バザーリア /〔著〕, フランカ・オンガロ・バザーリア /編, 梶原徹 /訳  
出版 みすず書房 2019.8
大きさ等 22cm 311,39p
分類 493.7
件名 精神科病院 , 精神障害者福祉
注記 原タイトル:L’UTOPIA DELLA REALTA
注記 著作目録あり 索引あり
著者紹介 【フランコ・バザーリア】1924-1980。ヴェネツィアに生まれる。1948年、パドヴァ大学卒業。ゴリツィア県立精神病院、パルマ県立コロルノ精神病院、トリエステ県立精神病院の院長を歴任した。公立精神病院の廃止を定めた1978年のイタリア精神保健法改正(「バザーリア法」とも呼ばれる)の立役者となった、20世紀におけるイタリア精神医学を代表する人物である。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:不安と自己欺瞞. 施設化空間としての精神病院解体. 身体、まなざし、そして沈黙. 施設精神医学の問題. 神経症者の表現としての身体イデオロギー. 身体と施設. 施設の危機か?精神医学の危機か?. 『精神医学とは何か?』序文. 最終解決. 暴力の施設. 事件/事故の問題. 施設管理と運営の問題. 写真集『ありえない死に方』序文. ニューヨークからの報告. 逸脱したマジョリティ. 平和時の犯罪. 混乱した行為. 『桑園』序文
内容紹介 収容主義の精神医療は、患者と治療者、そして患者と社会の関係に何をもたらすのか?精神病院という名の収容所を棄て、地域社会で病める人を支えていくとはどういうことなのか…。今日のわが国の課題にも通ずる、精神医療改革の生々しい現場を物語る重要書。
要旨 収容主義の精神医療は、患者と治療者、そして患者と社会の関係に何をもたらすのか?イタリアにおける精神病院廃絶の中心人物となった精神科医フランコ・バザーリアの思想の全容、その肉声。
目次 不安と自己欺瞞―神経症者の人間状況;施設化空間としての精神病院解体―「閉鎖空間」の屈辱と自由、「オープンドア」システムの検討;身体、まなざし、そして沈黙―精神医学における主観性の謎;施設精神医学の問題―社会‐精神医学的カテゴリーとしての排除;神経症者の表現としての身体イデオロギー―神経衰弱型神経症;身体と施設―施設精神医学の課題に関する人類学的、精神病理学的考察;施設の危機か?精神医学の危機か?;『精神医学とは何か?』序文;最終解決;暴力の施設;事件/事故の問題;施設管理と運営の問題;写真集『ありえない死に方』序文;ニューヨークからの報告―人工患者;逸脱したマジョリティ;平和時の犯罪;混乱した行為―社会的諸関係におけるその機能;『桑園』序文
ISBN(13)、ISBN 978-4-622-07760-2   4-622-07760-4
書誌番号 1113714628
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113714628

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