精度は9割「生物診断」が命を救う -- 光文社新書 --
広津崇亮 /著   -- 光文社 -- 2019.8 -- 18cm -- 230p

資料詳細

タイトル がん検診は、線虫のしごと
副書名 精度は9割「生物診断」が命を救う
シリーズ名 光文社新書
著者名等 広津崇亮 /著  
出版 光文社 2019.8
大きさ等 18cm 230p
分類 494.5
件名 癌検診 , 線虫類
注記 文献あり
著者紹介 1972年山口県生まれ。株式会社HIROTSUバイオサイエンス代表取締役。97年東京大学大学院理学系研究科修士課程修了。2000年3月、線虫の匂いに対する嗜好性を解析した論文が英科学誌『ネイチャー』に掲載。16年より現職。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 たった尿1滴で、ステージ0の段階からがんが検知されることで、がん治療はどう変わるのか?なぜ線虫だったのか?注目の研究者・経営者が、自身の歩みや発想法を交えつつ、線虫がん検査実用化で大きく変わるがん検診とがん治療の今後の展望を伝える。
要旨 二〇一五年三月、「線虫が、非常に高い精度でがん患者の尿の匂いを嗅ぎ当てる」という論文が米科学誌に掲載され、報道番組でもトップニュースとして報じられた。九州大学の研究者だった著者は、その後起業し、実用化に向けた研究を重ね、医学界への普及活動に邁進してきた。たった尿一滴で、ステージ0の段階からがんが検知されることで、がん治療はどう変わるのか。なぜ、線虫だったのか。検査に機械ではなく生物を用いる「生物診断」の可能性は?各種メディアで注目の研究者・経営者が、自身の歩みや、誰も思いつかなかった研究を生み出した発想法、研究者を目指す若者への提言などを交えつつ、二〇二〇年の線虫がん検査「N‐NOSE(エヌ・ノーズ)」実用化で大きく変わるがん検診とがん治療の今後の展望を伝える。
目次 第1章 「がん検査」と「がん治療」が大きく変わる(線虫がん検査「N‐NOSE」で、何が変わるのか?;「N‐NOSE」が占める位置と、果たす役割);第2章 なぜ、線虫だったのか(そもそも線虫とはどのような生物か;どのように「N‐NOSE」は実現されたのか;まだ謎の多い「嗅覚」の仕組みとは);第3章 「謎の学生」だった私が、「がんの匂い」に出会うまで(教科書に書かれていないことを見つける;就職して、研究への思いに気づく;犬にできるなら、線虫にもできるはずだ!);第4章 研究から起業へ―N‐NOSE実用化のステップ(「研究者は経営に向かない」は本当か?;予想を上回った実用化への期待);第5章 N‐NOSEが世界を変える(世界の中のN‐NOSE;大きな可能性を秘めた生物診断の世界)
ISBN(13)、ISBN 978-4-334-04429-9   4-334-04429-8
書誌番号 1113715106
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113715106

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