臨床文化精神医学 --
大月康義 /著   -- 金剛出版 -- 2019.8 -- 20cm -- 306p

資料詳細

タイトル 語りの底に
副書名 臨床文化精神医学
著者名等 大月康義 /著  
出版 金剛出版 2019.8
大きさ等 20cm 306p
分類 493.7
件名 精神医学 , 医療人類学
著者紹介 1952年北海道旭川市生まれ。北海道大学理学部数学科、札幌医科大学卒業。北見赤十字病院。現在、大月クリニック院長。主要著書に『語る記憶-解離と語りの文化精神医学』(単著、金剛出版[2011])、主要訳書にアラン・ヤング『PTSDの医療人類学』(共訳、みすず書房[2001])など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:クラインマン『ケアをすることの意味-病む人とともに在ることの心理学と医療人類学』を読む. 鵺的症候のサリヴァン精神医学的考察. 社会体の歪みと心的外傷. 治療文化論再考. 個人症候群再考. レジリアンスと地域文化精神医学. 文化精神医学を地域に生かす. 非定型精神病とは何か. 荻野恒一はどのように文化を精神医学に取り込んだのか. 憑依の背後にあるもの. 語りの地層. ハイデガー『言葉への途上』を読む. 岡潔のこと
要旨 「精神と文化は不即不離の関係にある。文化は精神の表現であるとともに、精神は文化に強く規定されている」―医療人類学者アーサー・クラインマン、精神医学者ハリー・S・サリヴァン、哲学者マルティン・ハイデガー、精神科医中井久夫、数学者岡潔との対話、生きた精神科臨床の経験と考察を通して、心的外傷、レジリアンス、憑依、非定型精神病、治療文化論、地域文化精神医学、診断体系論を根源から問い直す。日々繰り広げられる臨床と考察が織り成す、人間精神の深層に迫る臨床文化精神医学論考。
目次 第1部 序論(クラインマン『ケアをすることの意味―病む人とともに在ることの心理学と医療人類学』を読む);第2部 サリヴァン精神医学論(鵺的症候のサリヴァン精神医学的考察;社会体の歪みと心的外傷―対話的民族誌とサリヴァンの発生学的精神医学による把握 ほか);第3部 治療文化論(治療文化論再考―個人症候群をめぐって;個人症候群再考―ヤップ文化精神医学への回帰 ほか);第4部 臨床言語論(憑依の背後にあるもの;語りの地層 ほか);第5部 結論(岡潔のこと)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7724-1713-6   4-7724-1713-3
書誌番号 1113716750
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113716750

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中央 4階自然科学 Map 493.7 一般書 利用可 - 2065293040 iLisvirtual