探偵小説が新感覚だった頃 --
長山靖生 /著   -- 河出書房新社 -- 2019.8 -- 20cm -- 301p

資料詳細

タイトル モダニズム・ミステリの時代
副書名 探偵小説が新感覚だった頃
著者名等 長山靖生 /著  
出版 河出書房新社 2019.8
大きさ等 20cm 301p
分類 910.26
件名 推理小説-日本-歴史-明治以後 , モダニズム
注記 文献あり 索引あり
注記 本格ミステリ大賞 小説部門(2020年20回)
著者紹介 1962年、茨城県生まれ。歯学博士。評論家。歯科医の傍ら、近代日本の文化史・思想史から文芸評論や現代社会論まで、幅広く執筆。1987年、横田順彌らと古典SF研究会を創設し初代会長を務める(名誉会長・小松左京)。『偽史冒険世界』(筑摩書房)で大衆文学研究賞受賞。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 100年前の1920年、「新青年」創刊。そして「文藝時代」「文學時代」へ…。探偵小説と新感覚派らのモダニズムとが相互に乗り入れする文学シーンは、こんなにも可能性に満ちていた。戦間期日本の想像力を問い直す、もうひとつの文学史。
要旨 怪奇、幻想、科学、犯罪、心理…より新しいものへ、より未知なるものへ!100年前の1920年、「新青年」創刊。そして「文藝時代」「文學時代」へ―探偵小説と新干覚派らのモダニズムとが相互乗り入れする文学シーンはこんなにも可能性に満ちていた―!戦間期日本の想像力を問い直す、もうひとつの文学史。
目次 ミステリとモダニズム;第1部 幻想探偵の作法(光学トリックの迷宮、異界への郷愁;乱歩と宇野浩二式幻想空間;幻想空間浅草と魔術・犯罪・ファンタジー;堀辰雄 遊戯としての犯罪);第2部 人造人間幻想―人間改良と機械的存在(人体改造と犯罪学・優生学;電気人形、ロボット、アンドロイド;ロボットの恋と犯罪);第3部 モダニズム文芸誌の探偵小説指向(私の目は薔薇だ―怪奇幻想からミステリ、科学的知覚へ;「文藝時代」の科学主義―横光利一の神秘科学、新感覚派の怪奇幻想;尖端・探偵雑誌としての「文學時代」;川端康成の科学・事件・探偵小説;犯罪心理から心理そのものの異常性へ)
ISBN(13)、ISBN 978-4-309-02809-5   4-309-02809-8
書誌番号 1113716752

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