重い障害のある人の親の立場で考える尊厳死・意思決定・地域移行 --
児玉真美 /著   -- 生活書院 -- 2019.8 -- 19cm -- 375p

資料詳細

タイトル 殺す親殺させられる親
副書名 重い障害のある人の親の立場で考える尊厳死・意思決定・地域移行
著者名等 児玉真美 /著  
出版 生活書院 2019.8
大きさ等 19cm 375p
分類 369.27
件名 障害者福祉 , 生命倫理 , 医療倫理 , 親子関係
著者紹介 1956年生まれ、広島県在住。京都大学卒業。米国カンザス大学にてマスター取得。英語の教師(高校・大学)として勤務の後、現在、翻訳・著述業。一般社団法人日本ケアラー連盟代表理事。1987年生まれの長女に重症心身障害がある。著書に『私は私らしい障害児の親でいい』(ぶどう社、1998年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 「生きるに値しない命」を地域と家庭の中に廃棄しては「親(家族)に殺させ」ようとする力動に静かに抗うために。透徹した絶望と覚悟を共有する中で、出会い、耳を傾け合い、認め合い、繋がり合うこと。抗うすべと希望を、その可能性の中に探る。
要旨 「生きるに値しない命」を地域と家庭の中に廃棄しては「親(家族)に殺させ」ようとする力動に静かに抗うために―「私がリンゴの木を植えても植えなくても世界は明日滅びるだろう」という明確な認識を持ち、世界の救いのなさにおののくしかないからこそ、私自身が今日を生きるために、私はリンゴの木を植える―。透徹した絶望と覚悟を共有する中で、出会い、耳を傾け合い、認め合い、繋がり合うこと。抗うすべと希望を、その可能性の中に探る。
目次 第1部 子どもの医療をめぐる意思決定(アシュリー事件;「白い人」の不思議な世界の不思議な「コンセント」;子どもをデザインする親たち;ボイタ法);第2部 「死ぬ・死なせる」をめぐる意思決定(「死ぬ権利」をめぐる議論;「無益な治療」論;私たちはどのような存在にされようとしているのか);第3部 「無益な治療」論を考える(「無益な治療」論が覆い隠すもの;日本型「無益な治療」論としての「尊厳死」;意思決定の問題として「無益な治療」論を考える;「出会い」から意思決定を問い直す);第4部 親であることを考える(強い者としての親;相模原事件;弱い者としての親;「親を『ケアラー』として支援する」という視点;親にとっての「親亡き後」問題;リンゴの木を植える)
ISBN(13)、ISBN 978-4-86500-099-3   4-86500-099-2
書誌番号 1113716796
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113716796

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