近代小説とジェンダー -- 水声文庫 --
村田京子 /著   -- 水声社 -- 2019.8 -- 20cm -- 288p 図版16p

資料詳細

タイトル イメージで読み解くフランス文学
副書名 近代小説とジェンダー
シリーズ名 水声文庫
著者名等 村田京子 /著  
出版 水声社 2019.8
大きさ等 20cm 288p 図版16p
分類 950.26
件名 フランス小説-歴史-19世紀 , ジェンダー-文学上
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学。文学博士(パリ第7大学)。現在、大阪府立大学人間社会システム科学研究科教授。専門、19世紀フランス文学・ジェンダー論。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:天才的な女性詩人の悲劇. 「宿命の女」像. 危険な「ヴィーナス」. モードの女王. 「男らしさ」と両性具有
内容紹介 スタール夫人やバルザック、ゾラの文学に現われる、逸脱者としての女と男。ときに「宿命の女」「ヴィーナス」と呼ばれた彼女・彼らは何者なのか?ギリシアの彫像やモローらの絵画のイメージから文学作品を読み解き、近代におけるジェンダー規範を照射する。
要旨 ギリシアの彫像や、ダヴィッド、ドラクロワ、マネ、モローらの絵画のイメージから文学作品を読み解くことで、近代におけるジェンダー規範を照射する。“女/男らしさ”とは何か?
目次 第1章 天才的な女性詩人の悲劇―スタール夫人『コリンヌ』(女の登場人物のポルトレ;造形芸術の象徴的意味;コリンヌのギャラリー);第2章 「宿命の女」像―バルザック『砂漠の情熱』から『従妹ベット』まで(「宿命の女」と絵画;「宿命の女」のアレゴリー―女豹ミニョンヌ;『姉妹ペット』における「宿命の女」像);第3章 危険な「ヴィーナス」―ゾラ『ナナ』(「金髪のヴィーナス」;ナナの獣性;マネによる「夏の娼婦」像とナナ;空間を浸蝕するナナ);第4章 モードの女王―ゾラ『獲物の分け前』(「パリ人形」としてのルネ;ルネとウジェニー皇后;「操り人形」としてのルネ;部屋と女の衣装、裸体);第5章 「男らしさ」と両性具有(「男らしさ」の定義;ロマン主義文学における両性具有的存在;一九世紀後半の文学における両性具有的存在)
ISBN(13)、ISBN 978-4-8010-0443-6   4-8010-0443-1
書誌番号 1113716827

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