第三世界フェミニズムの思想 -- 新装版 --
岡真理 /著   -- 青土社 -- 2019.9 -- 19cm -- 325p

資料詳細

タイトル 彼女の「正しい」名前とは何か
副書名 第三世界フェミニズムの思想
版情報 新装版
著者名等 岡真理 /著  
出版 青土社 2019.9
大きさ等 19cm 325p
分類 367.1
件名 フェミニズム-発展途上国
著者紹介 1960年生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科教授。専門は現代アラブ文学、パレスチナ問題、第三世界フェミニズム思想。著書に『記憶/物語』(岩波書店)ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:彼女の「正しい」名前とは何か. 他者の「名」を呼ぶ、ということ. 「第三世界」と「西洋フェミニズム」. カヴァリング・ウーマン、あるいは女性報道. 「女性割礼」という陥穽、あるいはフライデイの口. 文化という抵抗、あるいは抵抗という文化. 「文化」をどこから語るか. 「グローバル・フェミニズム」の無知. 置き換えられた女たち. ポジショナリティ. 蟹の虚ろなまなざし、あるいはフライデイの旋回. Becoming a Witness. 転がるカボチャ、あるいは応答するということ. 〈出来事〉の共振. 「他者」の存在を想い出すこと
内容紹介 西洋フェミニズムの「普遍的正義」の裏に、異なる文化への差別意識がひそんではいないか。女性であり、かつ植民地主義の加害者側であることを引き受け、「他者」を一方的に語ることの暴力性を凝視しながら、ことばと名前を奪われた人々に応答する道を探る。
要旨 西洋フェミニズムの「普遍的正義」の裏に、異なる文化への差別意識がひそんではいないか―。女性であり、かつ植民地主義の加害者の側に位置することを引き受け、「他者」を一方的に語ることの暴力性を凝視しながら、ことばと名前を奪われた人びとに応答する道をさぐる、大胆にして繊細な文化の政治学。
目次 彼女の「正しい」名前とは何か;1 「第三世界フェミニズム」とは何か(「第三世界」と「西洋フェミニズム」;カヴァリング・ウーマン、あるいは女性報道;「女性割礼」という陥穽、あるいはフライデイの口);2 発話の位置の政治学(「文化」をどこから語るか;「グローバル・フェミニズム」の無知;置き換えられた女たち―第三世界の女のエクリチュール―トリン・T・ミンハを中心に);3 責任=応答可能性(蟹の虚ろなまなざし、あるいはフライデイの旋回;Becoming a Witness―出来事の分有と「共感」のポリティクス;転がるカボチャ、あるいは応答するということ);「他者」の存在を想い出すこと
ISBN(13)、ISBN 978-4-7917-7210-0   4-7917-7210-5
書誌番号 1113716838

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 Map 367.2/カ 一般書 利用可 - 2065122548 iLisvirtual
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