ローマ法再発見から近代日本へ --
嘉戸一将 /著   -- 岩波書店 -- 2019.8 -- 22cm -- 516,9p

資料詳細

タイトル 主権論史
副書名 ローマ法再発見から近代日本へ
著者名等 嘉戸一将 /著  
出版 岩波書店 2019.8
大きさ等 22cm 516,9p
分類 321.2
件名 法哲学-歴史 , 主権
注記 索引あり
著者紹介 1970年大阪府生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程中退。相愛大学准教授を経て、現在、龍谷大学准教授。専攻は法思想史、政治思想史。著書に『西田幾多郎と国家への問い』(以文社 2007)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 中世から近代への転換期に再発見され、社会に深く関わってきた「主権」概念。法秩序の正統性をいかに保証するかという問いとともにローマ法再発見から「国体」論にいたるパラドクスに満ちた歴史を辿り、私たちと法・国家・権力の重層的関係を問い直す。
要旨 中世末期以降、国家とは内実や権力の担い手を問わず、ひとつの法秩序のみを存立の根拠とするようになった。そして、この法秩序を支える言説の核心、つまり国家と法を成立させる要諦となったのが、“主権”という概念である。近代ヨーロッパが重ねてきた議論の歴史、日本における二つの憲法制定過程、そしてその間にあった国体をめぐる論争…膨大な資料を読み解きながら、主権論という未踏の領域へ挑む。俊英による新たなる思想史。
目次 序章 主権と主権者(法と法外なもの;主権国家の死? ほか);第1章 法秩序の近代(主権の概念;主権者とは「誰」か ほか);第2章 近代法秩序の“創造”―明治憲法体制の場合(主権概念の受容;統治権―井上毅の挑戦 ほか);第3章 近代法秩序の瓦解と“再創造”(「国体」の賦活;国体論の傍らで ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-061359-0   4-00-061359-6
書誌番号 1113718090

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