金澤裕之 /編, 矢島正浩 /編   -- 笠間書院 -- 2019.8 -- 21cm -- 323p

資料詳細

タイトル SP盤落語レコードがひらく近代日本語研究
著者名等 金澤裕之 /編, 矢島正浩 /編  
出版 笠間書院 2019.8
大きさ等 21cm 323p
分類 810.26
件名 日本語-歴史-明治以後 , 落語-歴史 , レコード-歴史
著者紹介 【金澤裕之】目白大学外国語学部教授、横浜国立大学名誉教授。著書・論文『大正・昭和戦前期 政治・実業・文化 演説・講演集 SP盤レコード文字化資料』(共編、日外アソシエーツ、2015)、「録音資料による近代語研究の今とこれから」『日本語の研究』11-2(2015)、『SP盤演説レコードがひらく日本語研究 言語文化をどう捉えるか』(共編著、笠間書院、2016)。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:最初期日本語録音資料史の素描 清水康行著. SP盤落語レコードとその文字化について 金澤裕之著. 各種録音資料に見る、方向・場所を表す「へ」格と「に」格 金澤裕之著. 近世江戸語における指定表現の否定形 岡部嘉幸著. SP盤落語レコード資料に用いられた語彙の「近代性」 小野正弘著. 東京落語と「標準語」 野村剛史著. 落語の「会話」と「地」の東西比較 宮内佐夜香著. 大阪落語SP盤文字化資料における「。」の加点状況 村上謙著. 文体面から見た偶然確定条件の諸相 揚妻祐樹著. SP盤落語レコード資料における人の存在文 金水敏著. SP盤落語資料のダケ・バカリ 宮地朝子著. 上方語と江戸語の準体の変化 坂井美日著. 不定の「やら」「ぞ」「か」の東西差と歴史的推移 川瀬卓著. 近代落語資料における行為指示表現の東西差 森勇太著. 近代落語資料における順接条件系の接続詞的用法について 矢島正浩著
内容紹介 「日本語史の宝の山」である落語はどのような可能性を有するのか。明治後期より録音された東京と大阪の落語SPレコードを材料に、言語表現に関してさまざまな角度から分析を進める。今後の研究指標となる日本語史諸分野の成果を収める。
要旨 明治後期より録音された東京と大阪の落語SPレコードを材料に、言語表現に関してさまざまな角度から分析を進める。落語資料についての丁寧な紹介・解説から始まり、その言語学的性格に迫る諸論考を配置。今後の研究指標となる日本語史諸分野の成果を収める。
目次 なぜ落語資料なのか―序に代えて;1 「解説」録音資料としての落語(最初期日本語録音資料史の素描―録音再生装置の開発から出張録音時代まで;SP盤落語レコードとその文字化について);2 言語資料としての落語(各種録音資料に見る、方向・場所を表す「へ」格と「に」格;近世江戸語における指定表現の否定形―近世上方語および近代東京語・京阪語との比較;SP盤落語レコード資料に用いられた語彙の「近代性」;東京落語と「標準語」;落語の「会話」と「地」の東西比較―接続辞使用傾向から見るスタイル;大阪落語SP盤文字化資料における「。」の加点状況―文のあり方を探る;文体面から見た偶然確定条件の諸相―落語SPレコード・『夢酔独言』・尾崎紅葉の言文一致体小説を中心に);3 日本語史における落語(SP盤落語レコード資料における人の存在文;SP盤落語資料のダケ・バカリ;上方語と江戸語の準体の変化―2つの変化の相違点と共通点;不定の「やら」「ぞ」「か」の東西差と歴史的推移;近代落語資料における行為指示表現の東西差―上方・大阪と江戸・東京の指向性の異なり;近代落語資料における順接条件系の接続詞的用法について)
ISBN(13)、ISBN 978-4-305-70879-3   4-305-70879-5
書誌番号 1113719930
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113719930

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