中公新書ラクレ --
上田紀行 /著   -- 中央公論新社 -- 2019.9 -- 18cm -- 206p

資料詳細

タイトル 立て直す力
シリーズ名 中公新書ラクレ
著者名等 上田紀行 /著  
出版 中央公論新社 2019.9
大きさ等 18cm 206p
分類 159
件名 人生訓 , 仏教と社会問題
著者紹介 1958年東京都生まれ。文化人類学者、医学博士。東京工業大学教授・リベラルアーツ研究教育院長。東京大学大学院博士課程単位取得退学。著書に『生きる意味』(岩波新書)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 相次ぐ企業の偽装事件、心身を病む会社員、長すぎる老後への不安。なぜこんな世の中になってしまったのか?著者がフィールドワークで発見した偉大なる仏教思想や志ある宗教者たちの言葉などを通して、生きる哲学としての「立て直す力」を熱く提言する。
要旨 相次ぐ企業の偽装事件、ストレスで心身を病む会社員、つづく役人の文書改竄・不適切調査、そして長すぎる老後への不安。なぜ、こんな世の中になってしまったのか?本書は社会の「壁」を前に立ちつくし、苦悩を抱えて生きるすべての人に向けて書かれました。著者がフィールドワークで発見したスリランカの「悪魔祓い」、偉大なる仏教思想や志ある宗教者たちの言葉などを通して、生きる哲学としての「立て直す力」を熱く提言します。
目次 第1章 生きづらい社会(単一化された危ない社会;“奴隷”とデータ至上主義エリート;ノイズのない社会;いつの時代もこぼれ落ちる人はいる;傍らにあった宗教 ほか);第2章 立て直す力としての「宗教」(お坊さんのイメージがわるい;母も仏教が嫌いだった;「阿弥陀さまとお浄土の話」という紙芝居;病室を照らした光;仏教の本質的な力 ほか);第3章 「悪魔祓い」が教えること(心臓手術から得た示唆;スリランカの悪魔祓い;エネルギーの爆発;呪術師vs.悪魔;笑いと陽気さが充満する ほか);第4章 祭りとこころ(日本の悪魔祓い的なるもの;農耕社会という大きな変革;「疎外」される人間;喜びを後回しされる農耕社会のツラさ;祭りはなぜ生まれたか ほか);第5章 仏教の神髄―鈴木大拙の言葉から(「悟り」を体験する;ポジティブな競争心;知恵は慈悲によって力をもつ「愛」への誤解;処世術ではなく;「処生術」を生きる ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-12-150666-5   4-12-150666-9
書誌番号 1113720022
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113720022

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
港南 公開 Map 159 一般書 利用可 - 2065155390 iLisvirtual