春樹から漱石まで -- ちくま文庫 --
岡崎武志 /著   -- 筑摩書房 -- 2019.9 -- 15cm -- 309p

資料詳細

タイトル 上京する文學
副書名 春樹から漱石まで
シリーズ名 ちくま文庫
著者名等 岡崎武志 /著  
出版 筑摩書房 2019.9
大きさ等 15cm 309p
分類 910.26
件名 小説家-日本-歴史-明治以後 , 日本小説-歴史-明治以後 , 東京都-文学上
注記 新日本出版社 2012年刊の加筆・修正、書下ろしを追加、再編集
内容紹介 進学、仕事、憧れ、様々な理由で上京してきた作家たち。生まれ育った町ではないからこそ、新鮮な想いで風景や人々を眺め、それを作品へと昇華していった。東京を目指し故郷をあとにした作家、またそんな若者を描いた作品を「上京者」という視点で読み解く。
要旨 村上春樹、五木寛之、向田邦子、川端康成、松本清張、太宰治、宮澤賢治、石川啄木―進学、仕事、憧れ、様々な理由で上京してきた作家たち。生まれ育った町ではないからこそ、新鮮な想いで風景や人々を眺め、それを作品へと昇華していった。“東京”を目指し故郷をあとにした作家、またそんな若者を描いた作品を“上京者”という視点で読み解く岡崎流文学案内。
目次 村上春樹―見晴しの良い高台から見た東京;寺山修司―東京こそが寺山の「家」だった;松本清張―遅れてよかった清張の上京;井上ひさし―軟式ボール欲しさに上京した少年たち;五木寛之―初めての下宿は神社の床下だった;向田邦子―古く懐かしき東京山の手を描く;太宰治―三鷹陸橋の上からあの日見た津軽;林芙美子―芙美子はいつも長い坂を駆け上がる;川端康成―浅草で見つけた「大阪」;宮沢賢治―愛用のトランクも一緒に上京;江戸川乱歩―暗く怖い東京は乱歩のせい;室生犀星―東京に「ふるさと」を発見した詩人;菊池寛―田舎者が描いたモダン都市東京;山本周五郎―江戸っ子よりも江戸っ子らしく;夏目漱石―汽車は上京の予行演習だった;石川啄木―甘ったれの借金王、十二階に登る;山本有三―ぶら下がった鉄橋の彼方は東京;斎藤茂吉―上野駅のまばゆい明るさに驚いた;野呂邦暢―東京は古本屋が集積するワンダーランド;重松清―春だったね1981
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-43614-6   4-480-43614-6
書誌番号 1113720763
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113720763

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