名作の終わり方の謎を解く --
半沢幹一 /著   -- 笠間書院 -- 2019.9 -- 19cm -- 228p

資料詳細

タイトル 最後の一文
副書名 名作の終わり方の謎を解く
著者名等 半沢幹一 /著  
出版 笠間書院 2019.9
大きさ等 19cm 228p
分類 910.26
件名 日本小説-歴史-明治以後
著者紹介 1954年、岩手県生まれ。東北大学大学院文学研究科修了。博士(文学)。日本語表現学。共立女子大学文芸学部教授。表現学会理事。主な著書に『題名の喩楽』(明治書院)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 明治の文豪から、現役の有名作家まで、計50の文学作品をとりあげ、それぞれの「最後の一文」から読み解ける終わり方の謎を解説。各作品の「最後」が「最初」とどのような関係にあるのかを分析する。
要旨 終わりよければすべて良し!?あの作品の最後の一文、知っていますか?名作の終わり方の謎を解く。
目次 勇者は、ひどく赤面した。―太宰治「走れメロス」;下人の行方は、誰も知らない。―芥川龍之介「羅生門」;私の幻燈はこれでおしまいであります。―宮沢賢治「やまなし」;されど我脳裡に一点の彼を憎むこゝろ今日までも残れりけり。―森鴎外「舞姫」;彼は、細君の大きな腹の中に七人目の子供を見た。―葉山嘉樹「セメント樽の中の手紙」;僕は我に返って一生懸命手をたたいている自分に気がついた。―安岡章太郎「サーカスの馬」;また、元の叢に躍り入って、再びその姿を見なかった。―中島敦「山月記」;もはや逃げ場所はないのだという意識が、彼の足どりをひどく確実なものにしていた。―山川方夫「夏の葬列」;「…きっとあたしのもと来た少女の道へ戻る案内人になってくれるに違いないのだ。」と思いながら…。―寺山修司「線の少女」;番人はまた、独りぼっちになった。―小川洋子「愛されすぎた白鳥」〔ほか〕
ISBN(13)、ISBN 978-4-305-70897-7   4-305-70897-3
書誌番号 1113724310

所蔵

所蔵は 4 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
磯子 公開 Map 910 一般書 利用可 - 2065354813 iLisvirtual
港北 公開 Map 910 一般書 利用可 - 2065252557 iLisvirtual
山内 公開 Map 910 一般書 利用可 - 2065333891 iLisvirtual
瀬谷 公開 Map 910 一般書 利用可 - 2065354821 iLisvirtual