つくられた偉人たち --
松尾光 /著   -- 花鳥社 -- 2019.9 -- 20cm -- 414p

資料詳細

タイトル 闘乱の日本古代史
副書名 つくられた偉人たち
著者名等 松尾光 /著  
出版 花鳥社 2019.9
大きさ等 20cm 414p
分類 210.3
件名 日本-歴史-古代
著者紹介 1948年、東京生まれ。学習院大学文学部史学科卒業後、学習院大学大学院人文科学研究科史学専攻博士課程満期退学。博士(史学)。現在、早稲田大学エクステンションセンター・NHK文化センター・朝日カルチャーセンター講師。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 「乙巳の変」「白村江の戦い」など古代の争乱において、常識とされてきた事象ははたして正しいのか。偉人として評価されてきた古代びとは、当時の人々の目にはどう映り、時代のなかでどのように生きてきたのか。視点を変えて、古代史の常識を問いなおす。
要旨 視点を変えて古代史の常識を問いなおす。「乙巳の変」「白村江の戦い」「壬申の乱」など古代の争乱において、今まで常識とされてきた事象ははたして正しいのか。蘇我入鹿、中大兄皇子、大海人皇子、藤原不比等、阿弖流為、桓武天皇、空海…偉人として評価されてきた古代びとは、当時の人々の目にはどう映り、時代のなかでどのように生きてきたのか。古代社会の史実を丹念に踏まえることで、これまで見えてこなかった偉人たちの姿が浮かびあがる。
目次 第1章 古代東アジア世界の激動と争乱(卑弥呼のほのかなる面影―倭姫命;聖徳太子時代の課題;大化改新前後の国造とその周辺;『日本書紀』の乙巳の変を読む;蘇我入鹿と乙巳の変―ゆがめられた敗者像;白村江の戦い―中大兄皇子は敗北したのか;白村江の戦いと朝鮮三国;大友皇子とその後裔;天武天皇の天文・遁甲;古代争乱の軍事学;空前絶後の簒奪王・天武天皇―悪の歴史(1));第2章 天平政界の再編と暗闘(悪魔の守護神・藤原不比等―悪の歴史(2);天平という時代;気づかぬ聖帝・聖武天皇―悪の歴史(3);女帝確立への階梯―中継ぎから自立へ;桓武天皇の即位事情とその政治構想;桓武天皇はなぜ祟りと信じたのか;蝦夷社会と阿弖流為;空海と高野山をめぐって);余章 知られざる年号
ISBN(13)、ISBN 978-4-909832-06-1   4-909832-06-8
書誌番号 1113724684

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