島尾敏雄の「震洋」体験 --
馬場明子 /著   -- 未知谷 -- 2019.9 -- 20cm -- 157p

資料詳細

タイトル 誰も知らない特攻
副書名 島尾敏雄の「震洋」体験
著者名等 馬場明子 /著  
出版 未知谷 2019.9
大きさ等 20cm 157p
分類 210.75
件名 太平洋戦争(1941~1945)-特攻隊 , 震洋発進
個人件名 島尾 敏雄
注記 文献あり
著者紹介 1973年県立福岡女子大学卒業後、テレビ西日本入社。アナウンサーを経て制作部ディレクターに。「螢の木」で芸術選奨新人賞受賞。他に、炭坑を舞台にした「コールマインタワー~ある立て坑の物語~」など、ドキュメンタリーを数多く手がける。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 作家・島尾敏雄は、元第18震洋隊長としての体験をもとに作品を残していった。遺作となった『震洋発進』に書かれた言葉を手がかりに、改めて「幻の特攻艇震洋の足跡」をたどる。
要旨 17年前、テレビドキュメンタリー「幻の特攻艇震洋の足跡」が作られた。あの時話を聞かせてくれた元震洋隊の方々。久しぶりに訪ねると、彼らはこう言った。「もう誰も知りませんよ」。元第18震洋隊長、島尾敏雄の5作品『出孤島記』(一九四九年)『出発は遂に訪れず』(一九六二年)『私の文学遍歴』(一九六六年)『魚雷艇学生』(一九八五年)『震洋発進』(一九八七年)。残された島尾の証言を手がかりに、改めて「幻の特攻艇震洋の足跡」をたどる。
目次 第1章 特攻への道「私は震洋隊設定当初からの要員に属した」;第2章 フィリピン コレヒドール「元々、死に場所になるはずだった」;第3章 沖縄 金武「生き残ってだらしがないな」;第4章 島尾部隊進出「加計呂麻島といっても知っている人はありますまい」;第5章 出撃命令「ソーイン、シューゴー」;第6章 八月十五日「センソウハ、オワッタノカモシレナイ」;第7章 震洋の最期「幻の横穴のうつろが見えたようであった」;第8章 特攻の戦後「震洋体験を伏せておきたかった」;第9章 ノスタルジア「おーいシマオ中尉!」;第10章 誰も知らない特攻「一度も実戦を戦っていない」;二つのエピローグ
ISBN(13)、ISBN 978-4-89642-588-8   4-89642-588-X
書誌番号 1113725579

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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鶴見 公開 Map 210.7 一般書 利用可 - 2065378194 iLisvirtual