日本人による「内モンゴル工作」とモンゴル人による「対日協力」の光と影 --
ミンガド・ボラグ /著   -- 関西学院大学出版会 -- 2019.10 -- 21cm -- 246p

資料詳細

タイトル 草はらに葬られた記憶「日本特務」
副書名 日本人による「内モンゴル工作」とモンゴル人による「対日協力」の光と影
著者名等 ミンガド・ボラグ /著  
出版 関西学院大学出版会 2019.10
大きさ等 21cm 246p
分類 222.6
件名 内蒙古-歴史 , 日中戦争(1937~1945)
注記 文献あり
著者紹介 1974年、内モンゴルシリンゴル生まれ。1999年に来日、日本語学校を経て、2001年に関西学院大学文学部に入学。2011年、関西学院大学教育学研究科博士課程後期課程修了。博士(教育学)。現在は非常勤講師・翻訳・通訳として働く傍ら、日本各地で講演会や馬頭琴演奏会を開催している。内モンゴルシリンゴル盟職業学院教育学部研究員。主な著書『「スーホの白い馬」の真実――モンゴル・中国・日本それぞれの姿』(風響社、2016年、第41回日本児童文学学会奨励賞受賞)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 第二次世界大戦中の内モンゴル草原での日本人との交流を記憶する人々を取材。いま残さなければ消えてしまうその回想をもとに、「草はら」で何がおこなわれたかをモンゴル人の視点から描く。
要旨 「二度と戦争をしてはいけない」「多くの同志たちを異国の土に失った」「平和ほど大切なことはない」戦後74年の歳月が過ぎても、毎年のように繰り返される常套句!そこには現地の人々への感謝の言葉は一つもない。日本の植民地だった内モンゴル人が戦中と戦後に辿った過酷な歴史がここにあり。
目次 序章 近くて遠い邦「内モンゴル」;第1章 「やっぱりあの家族は日本の走狗だった!」―文化大革命中に「日本の走狗のアバズレ娘」と称された母セーペルマの回想;第2章 「あの若い日本人夫婦は無事帰国したのかなあ!」―ラマ・イン・クレー寺の活仏の兄アヨシの回想;第3章 「かつてウジムチン草原は日本の統治下にあったことを今の日本人は知っているか」―ラマ・イン・クレー寺の住持ポンソグの回想;第4章 「俺はモンゴルの最高審判官だ」―日本特務機関使用人の娘シルとその夫のヨンドンジャムソの回想;第5章 「あれは一九四五年八月一一日の朝のことだった」―貝子廟モンゴル伝統医療センターの名医ドブジョルの回想;第6章 「チンギス・ハーンは日本人だった!?」―日本軍車輌班の運転手だったワンチョックの回想;終章 遠いけれど近かった「内モンゴル」
ISBN(13)、ISBN 978-4-86283-290-0   4-86283-290-3
書誌番号 1113728753
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113728753

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 222.6 一般書 利用可 - 2066193155 iLisvirtual
鶴見 公開 Map 222 一般書 利用可 - 2065337730 iLisvirtual